CB750(RC42)の純正イモビライザーアラームを取り外す際やスロットルセンサーのカプラーを外す場合、いくつかの注意点があります。この記事では、これらのカットによる影響や、不具合が発生しないためのポイントを解説します。
イモビライザーアラームのカット手順と影響
イモビライザーシステムは、バイクのセキュリティ機能として、エンジンの始動を制御します。純正イモビライザーアラームの本体を取り外して、オプションハーネスを接続することでエンジンがかかる状態にすることは可能です。しかし、これによってシステムを完全に無効化することになります。
イモビライザーシステムを外すこと自体は技術的に可能ですが、その後に不具合が発生するかどうかは慎重に確認する必要があります。たとえば、他の電子機器との干渉やセキュリティ機能の欠如により、今後のトラブルが発生する可能性があります。したがって、イモビライザーを無効化する前に十分な検証を行い、安全性を確認することが重要です。
キャブに付いているスロットルセンサーのカプラー外し
CB750(RC42)にはスロットルセンサーが搭載されており、これがエンジン制御に関与しています。センサーのカプラーを外すと、センサーが無効になり、センサー無しの車両と同じ仕様になりますが、その際にも注意が必要です。
スロットルセンサーを外すことで、エンジンのアイドルやアクセルレスポンスに影響が出る可能性があります。センサーが無い状態では、エンジンの制御が不安定になることがあるため、慎重に行うべきです。特に、センサーを外した状態で走行する場合は、アイドルの安定性や走行性能に異常を感じることがあるため、調整が必要です。
イモビライザー無し車にする際の不具合について
イモビライザーを外して無効化した場合、その後の不具合が発生することがあります。特にバイクのセキュリティシステムに関わる部分を無効化することで、万が一の盗難リスクが高まることも考えられます。
また、イモビライザーシステムと連動している他の電子機器にも影響を与える可能性があるため、無効化を行う際には慎重にテストを行うことが重要です。最終的には、システムを無効化した後に発生する問題に対処できる準備をしておくことが求められます。
安全な改造方法と推奨される対策
イモビライザーやスロットルセンサーを無効化する改造は、非常に注意を要します。特に車両の電子制御に関わる部分を変更することで、予期しない不具合が発生することがあります。改造を行う前には、専門家による点検やアドバイスを受けることをお勧めします。
また、改造後には走行テストを行い、エンジンの動作やパフォーマンスに異常がないかを確認することが大切です。万が一、不具合が発生した場合は、早期に修理を行い、安全に乗車できる状態を維持するようにしましょう。
まとめ
CB750(RC42)のイモビライザーアラームとスロットルセンサーをカットすることは可能ですが、その後の不具合や安全性に十分な注意が必要です。特に、イモビライザーを無効化することによるセキュリティリスクや、スロットルセンサーの無効化によるエンジンの不安定さには注意を払いましょう。
改造を行う際は、専門家の助言を得ることが最も安全であり、改造後には必ず動作確認を行うことをお勧めします。


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