CRF250Lのエキパイ互換性:MD38とMD47の違いに注意

車検、メンテナンス

ホンダのCRF250Lシリーズは、年式や型式によって細かな仕様が異なります。特にエキゾーストパイプ(エキパイ)などのパーツは、見た目が似ていても互換性がないケースがあり注意が必要です。この記事では、CRF250LのMD38とMD47の違いと、エキパイ選びで押さえるべきポイントを解説します。

CRF250Lの型式による違いとは?

まず、CRF250Lの代表的な型式は以下の2つです。

  • MD38:2012年〜2017年頃まで販売された初期型
  • MD47:2021年以降にフルモデルチェンジされた新型

エンジンやフレーム、排気システムに至るまで、MD38とMD47は全くの別設計となっています。そのため、エキパイやマフラーなどの排気系パーツは基本的に互換性がありません

エキパイの長さや取り付け部に違いあり

エキパイの違いとして多く報告されているのは、長さ・カーブの形状・取り付けフランジの角度などです。たとえば、MD38の社外エキパイをMD47に取り付けようとしても、エンジン側やサイレンサー側の接合部が合わず、無理に装着すると排気漏れや走行トラブルの原因にもなります。

中古品を入手する場合は、必ず型式の一致を確認しましょう。品番が分からない場合は、出品者に「MD38用かMD47用か」を確認するのが無難です。

パーツ互換の落とし穴と失敗例

例として、「ヤフオクでCRF250L用とだけ書かれたエキパイを購入したが、MD38用だったためMD47には装着できなかった」という事例がよくあります。

このように、モデルチェンジを跨いだ車両の場合は、「CRF250L」という名前だけで判断せず、型式(MD38/MD47)の確認がとても重要です。

適合パーツを選ぶ際のチェックリスト

以下のポイントを意識して、エキパイやマフラーを選定しましょう。

  • 型式(MD38かMD47)を確認
  • 年式とエンジン形式をチェック
  • 取り付け画像や装着例の有無
  • 対応車種が明記されているメーカー品を選ぶ

特に社外パーツを検討する場合、Webikeバイクブロスなどの信頼性あるショップで確認すると安心です。

まとめ:MD38とMD47は排気系に互換性なし!

CRF250Lのエキパイ選びでは、MD38とMD47の型式違いにより、パーツに互換性がないことが多々あります。中古パーツを購入する際には特に注意が必要で、見た目だけでは判断せず、型式・年式・品番をしっかり確認しましょう。

失敗を防ぐには、正確な情報をもとに選ぶことが何よりの対策です。バイクライフをより安全に、快適に楽しむためにも、パーツ選びは慎重に行いましょう。

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