日産車の“インドラ化”とは?対応車種とメリット・注意点を解説

車検、メンテナンス

車好きの間で“インドラ”という用語を聞いたことがありますか?実はこれは日産車に内蔵ドラム式サイドブレーキを組み込むカスタムの総称で、特にスポーツカー好きに人気があります。

インドラとは?基礎知識を整理

“インドラ”は内蔵(インナー)+ドラムから成る造語で、元々サイドブレーキがリアディスクの車をドラム式に交換する改造を指します。

この改造により、サイドブレーキの利きが強くなる・構造変更が可能になるなどのメリットがあります。

対応しやすい車種は?日産スポーツモデル中心

主にS13/S14/S15シルビアや180SXなど、リアにドラムブレーキを流用できる日産スポーツモデルで行われやすいです。

部品の組み合わせ例として、HR34(スカイライン)バックプレート+シュー+ワイヤーを使用し、シルビアに流用するケースが知られています。[参照]

メリットと注意点

◎メリット
・強いサイド制動が可能でドリフトやサーキット走行に有利
・構造変更(車検対応)を見据えた公道利用にも安心

✕注意点
・サイレンサーやキャリパーの干渉による取付性の問題
・ボルト穴の位置違いやブラケット製作など手間とコストがかかる

実例紹介:DIYでの施工ガイド

あるユーザーは、S15にHR34のインドラ一式+S15ワイヤーを流用し、調整ネジを使ってポン付け成功。

ただし、別のケースではZ31やR31でキャリパーのオフセット差でブラケット自作が必要になるなど、想定外の加工が発生しています。

まとめ:対応車種と相談先

インドラ化は、対応車種が限られるカスタムで、主にリアドラム車種の流用が前提です。

DIYに自信がなければ、専門店やインドラ対応実績のあるショップへの相談をおすすめします。

チューニングや構造変更の相談は、経験豊富な整備工場に依頼し、安全・公道利用を考慮した施工を検討しましょう。

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