GSR400の購入を検討している方に向けて、前期型と後期型の違いを整理しながら、それぞれに向いているライダー像をご紹介します。馬力以外のポイントもカバーして、あなたに合った選び方をサポートします。
前期型と後期型の基本スペック比較
前期型(2008年~2010年)と後期型(2010年~)の最大の違いはエンジン出力です。
- 前期型:最高出力 約52ps、扱いやすいセッティングで初心者にも安心。
- 後期型:最高出力 約57psに向上し、トルクも増加。中級者以上に向く仕様。
また、足回りや外装のマイナーチェンジもあります。
こんな人には前期型がおすすめ
・はじめて400ccに乗る初心者の方
・街乗りやツーリング中心で扱いやすさを重視する人
・メンテナンスを安く抑えたい方(廉価パーツが多く、中古価格も手頃)
こんな人には後期型がおすすめ
・中級以上のライダーで少しアクセルを開けたい方
・コーナリングや高速での安定性を重視するスポーティ志向の方
・後期型専用カラーや新デザインに惹かれる方
馬力以外の違いとメリットデメリット
項目 | 前期型 | 後期型 |
---|---|---|
外装・カラー | 落ち着いたカラーリング 定番で入手しやすい |
後期限定カラーあり 新鮮な印象 |
足回り | 標準的で安定志向 | サスセッティングが硬め |
パーツ供給 | 多く流通していて安価 | 後期専用部品は高価 |
中古価格 | 相場は下がり気味 | 人気や需要で高め |
実例:ライダー目線での選び方
実例①:街乗りと週末ツーリング中心のAさん(初心者)→前期型を選びやすい。
実例②:コーナーを攻めたい通勤ライダーBさん(中級者)→後期型のパワーを活かせる。
購入前にチェックしたいポイント
- 整備履歴や車検証を確認し、過走行や事故歴がないかチェック
- 試乗できるなら馬力差や足つき感の違いを自身で体感
- 後期型パーツはリセールバリューを考慮しつつ予算も計算
まとめ
前期型は扱いやすさやコスパ重視、後期型は走りの楽しさや安定性重視の方向けです。あなたのライディングスタイルや予算感に合わせて選ぶことで、愛車として末永く楽しめる一台になります。
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