ホンダの人気軽自動車「新型N-BOX」は、安全性・快適性・使い勝手を追求した装備が充実していることで知られています。しかし、購入後に「あると思っていた装備がなかった」と感じる人も少なくありません。この記事では、とくに注目されている装備である「サンシェード内蔵大型ルーフコンソール」について、標準装備かオプションか、なぜ付いていないことがあるのかを詳しく解説します。
サンシェード内蔵大型ルーフコンソールとは
この装備は、ルーフ部(天井)に大型の収納コンソールがあり、そこに折りたたみ式のサンシェードが内蔵されているものです。直射日光を避けるだけでなく、ちょっとした小物の収納にも便利で、ファミリー層やアウトドア派のユーザーに人気があります。
見た目や利便性から「当然付いているだろう」と思いがちですが、実はこの装備はすべてのグレードで標準ではありません。
サンシェード付きルーフコンソールは標準装備?オプション?
2024年モデルの新型N-BOXでは、サンシェード内蔵大型ルーフコンソールは一部グレードにのみ標準装備されています。具体的には上級グレードや「カスタム」シリーズの特定仕様に付いている場合が多く、ベースグレードや廉価仕様には装備されていないことがあります。
また、ディーラーオプションで追加可能なケースもありますが、その場合でも「車両注文時に申告しなければならない」などの条件があるため、商談時に確認することが重要です。
車屋さんが説明しなかった理由とは?
装備の説明漏れが起きる主な理由は以下のとおりです。
- 営業担当がすべての装備を把握しきれていない
- 商談時に優先事項(価格・納期など)に集中してしまい装備説明が不足する
- ディーラーごとに展示車や注文車の仕様が異なっている
とくにN-BOXはグレード・オプションが多く、ルーフコンソールの有無がカタログの端の方にしか書かれていないこともあるため、営業側も見落とすことがあります。
装備の確認は納車前に必ず!
こうした行き違いを防ぐために重要なのが「見積もり段階での装備チェック」です。納車前の確認事項チェックリストを活用したり、カタログやホンダ公式サイトで該当グレードの装備表をよく確認することが対策になります。
また、営業担当者に「この装備は必須なので忘れないで」と念押ししておくのも有効です。
なぜルーフコンソールが装備されていないのか
ルーフコンソールの有無にはコストや重量バランス、安全基準なども関わっています。そのため、ベースグレードではコスト削減のために省かれていることが多く、あえて装備しない方針で設計されていることもあります。
また、N-BOXは高い天井が特徴のため、ルーフコンソールを取り付けると圧迫感が出ると感じる人もおり、好みで選べるようオプション化されているのです。
まとめ:装備の違いは事前チェックがカギ
サンシェード内蔵大型ルーフコンソールは、便利な装備ですが全グレードでの標準装備ではありません。グレードやオプション選択によって搭載されていないことがあるため、購入前の装備確認が非常に重要です。
気になる装備がある場合は、カタログ・公式サイト・見積書・営業担当の説明をもとに事前にしっかりチェックして、後悔のない購入を目指しましょう。
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