40アルファードのディスプレイオーディオ映像出力の裏技と後席モニター接続ガイド

カスタマイズ

トヨタ・40系アルファードのディスプレイオーディオ(DA)でFire TV Stickなどを使い、Amazonプライム・Netflixなどの動画配信サービスを後席でも楽しみたい方は多いはずです。しかし、ディスプレイオーディオには映像出力端子が備わっておらず、そのままでは市販のリアモニターに映像を送ることができません。本記事では、40アルファードのディスプレイオーディオ映像出力に関する課題とその解決策、おすすめ商品をご紹介します。

ディスプレイオーディオに映像出力端子がない理由

40アルファードのディスプレイオーディオは、利便性とコスト削減を目的にHDMI入力には対応していますが、映像出力(HDMI OUT)端子は装備されていません。つまり、DAに表示されている映像をそのままリアモニターにミラーリングすることは基本的にできない設計となっています。

そのため、何らかの方法でFire TV Stickの映像を前席モニターと後席モニターの両方に出力する必要があります。

HDMIスプリッターを活用した出力方法

最も現実的な方法は、Fire TV StickなどのHDMI出力機器を、HDMIスプリッターに接続し、そこからディスプレイオーディオと後席モニターに映像を分配する方法です。

接続例は以下の通り。

  • Fire TV Stick → HDMIスプリッター
  • HDMIスプリッター出力1 → ディスプレイオーディオのHDMI IN
  • HDMIスプリッター出力2 → 市販のリアモニター(HDMI入力対応)

この方式なら、前後で同じ映像を視聴することが可能です。

おすすめのスプリッターとリアモニター

安定した出力を得るためには、信頼性の高いHDCP対応スプリッターを選びましょう。以下のような機器がおすすめです。

モニターの取り付けはヘッドレスト取り付け型かフリップダウン型が選べます。ファミリーカーならヘッドレスト型が簡単かつ視認性も良好です。

テレビキャンセラー使用時の注意点

テレビキャンセラー(例:エンラージ製)を取り付けることで、走行中もフロントモニターに映像が映るようになりますが、安全運転義務違反に問われる可能性もあるため、後席専用として利用するようにしましょう。

また、映像入力の切替えや電源供給方法についても、購入前に動作確認が取れているか販売店に確認することをおすすめします。

Fire TV Stickの電源確保とWi-Fi環境

Fire TV Stickを使用するには、安定した電源(USBやシガーソケットからの給電)と、車内Wi-Fiが必要です。トヨタ純正の車載Wi-Fiや、スマホのテザリングなどが活用できますが、通信制限や通信速度には注意しましょう。

車載ルーターを導入すれば、ストレスなく後席でも動画コンテンツが楽しめます。

まとめ:工夫次第で快適な車内シアターを実現

40系アルファードのディスプレイオーディオは標準で映像出力に対応していませんが、HDMIスプリッターとHDMI対応リアモニターを活用することで、後席でもストリーミング映像を楽しむことが可能です。設置や配線に不安がある方は、専門業者に依頼するのも安心です。

納車前にしっかりと準備を進めることで、快適なカーライフをスタートできます。

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