カローラフィールダーのトランクランプが突然点灯しなくなった場合、単なる電球切れだけでなく、LEDとの相性やヒューズの問題も考えられます。この記事では、T10バルブに交換しても点かないケースに焦点をあて、原因と解決策を詳しく解説します。
まず確認すべきはバルブの極性と初期不良
LEDバルブは極性があるため、ソケットに差し込む向きが逆だと点灯しません。一度装着して点灯しない場合は、180度回して再度差し込みを試してください。
また、LEDバルブ自体の初期不良や車両との相性(電圧変動、キャンセラーの必要性)もあるため、別のLEDバルブやハロゲン球での点灯確認も有効です。
ヒューズの確認ポイント|助手席下の位置と見落としがちな表記
カローラフィールダー(特に160系)のヒューズボックスは助手席のグローブボックス奥、足元にあるケースが多く、アクセス性が悪く見落とされがちです。
「TRUNK」や「ROOM」「DOME」などの表記でトランクランプと連動していることがあるため、該当の15Aヒューズあたりを確認しましょう。テスターを使って電圧チェックするのが確実です。
LEDバルブが点かない他の原因|端子の接触不良と腐食
ソケット内の端子が汚れていたり、LEDの端子と接点がうまく噛み合っていない場合、通電しないことがあります。エレクトリッククリーナーなどで清掃し、軽く接点を広げることで改善することもあります。
特に中古車や年式が古い車両では、ソケット部の劣化も視野に入れておきましょう。
ディーラーやカー用品店での対応は?
トランクランプの不点灯は、ディーラーでも確認・交換対応可能です。ただし、純正以外のLEDは保証対象外となる場合があるため注意が必要です。
オートバックスやイエローハットなどでは、ヒューズの状態確認やLEDとの適合チェックなどを比較的安価に依頼できる場合があります。バルブ購入と同時に相談すると対応がスムーズです。
ユーザー事例:T10バルブ交換でも点かない原因はヒューズだった
あるユーザーは、LEDバルブに交換してもトランクランプが点かず、何度か極性を変えても改善しませんでした。結果的には助手席下にある「DOME」ヒューズ(15A)が飛んでいたことが原因で、ヒューズ交換後すぐに復旧したとのことです。
このように、原因が複数ある場合は「バルブ→接点→ヒューズ」と順を追って確認するのが効果的です。
まとめ:バルブだけでなくヒューズや接点も要チェック
カローラフィールダーのトランクランプが点かない場合、まずLEDバルブの極性や初期不良を確認し、続いて助手席下のヒューズボックス内にある「DOME」「ROOM」系統のヒューズを確認することが重要です。
バルブを交換しても改善しない場合は、接点の汚れや配線の断線といった電装系のトラブルも疑って、専門店での点検も検討しましょう。
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