XSR700にオーリンズサスを装着した際のプリロード調整方法と注意点

カスタマイズ

オーリンズサスペンションのプリロード調整方法

2023モデルのXSR700にオーリンズのサスペンションを装着した場合、プリロードの調整は非常に重要です。特に、体重が軽い方や、シートの高さが気になる場合は、プリロードの調整で乗り心地やハンドリングを最適化できます。

プリロード調整の基本

プリロードは、サスペンションの初期のバネの圧縮量を調整することで、乗車時の沈み込み具合をコントロールします。調整することで、ライダーの体重や好みに合わせた乗り心地が得られます。通常、プリロードの調整は、サスペンションの上部にある調整リングまたはボルトを回すことで行います。

硬いロックボルトの対処法

サスペンションの上側のロックボルトが硬くて回せない場合、次の方法を試してみてください。

  • 専用工具の使用:適切な工具を使用することで、硬いロックボルトも回しやすくなります。オーリンズの専用レンチや適切なサイズの工具を使用することをおすすめします。
  • 潤滑剤の使用:ロックボルトに潤滑剤(例えば、シリコンスプレー)を少量塗布することで、摩擦を減らし、回しやすくすることができます。
  • 車体の安定化:サイドスタンドではなく、メンテナンススタンドを使用して車体を安定させると、力をかけやすくなります。

適切なプリロードの設定

体重が55kg程度の場合、プリロードの設定は、標準設定から少し緩めることが推奨されます。プリロードを2mm伸ばす場合、現状の乗り心地を確認しながら少しずつ調整するのが安全です。プリロードを過度に調整すると、乗り心地が硬くなったり、逆に柔らかくなりすぎたりするため、調整は少しずつ行い、都度バイクに乗って確認しましょう。

シート高の調整と乗り心地

プリロードを調整することでシート高にも影響が出る場合があります。サスペンションが沈み込みすぎると、シート高が低くなり、逆にプリロードをかけすぎるとシート高が高くなります。乗車時の姿勢や足つき具合を確認しながら、最適な位置を見つけることが重要です。

まとめ

オーリンズサスのプリロード調整は、乗り心地とハンドリングに大きな影響を与えます。適切な工具と方法で調整し、少しずつ変更を加えながら最適な設定を見つけてください。もし調整が難しい場合は、専門のショップに依頼するのも一つの方法です。

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