バイク用ポータブルナビをBluetoothインカムで聞く方法|トランスミッター活用ガイド

車検、メンテナンス

ツーリング中にナビ音声をインカムで聞きたいという要望は多く、特にパナソニックの「ゴリラ」シリーズのようなポータブルナビを使っている方には共通の悩みです。本記事では、Bluetooth非対応のナビをBluetoothインカムと接続する方法として「Bluetoothトランスミッター」を活用する手段を詳しく解説します。

Bluetoothトランスミッターとは?

Bluetoothトランスミッターは、音声出力しかない機器(例:イヤホン端子のみのカーナビ)をBluetooth対応機器(インカムやスピーカー)へ無線で接続できるようにする送信機です。イヤホンジャックに接続することで、ナビの音声をBluetoothで飛ばすことが可能になります。

今回紹介されたトランスミッター(so-mi0323-60a)は、3.5mmプラグ対応で、Bluetooth 5.3対応。低遅延かつ安定した接続が期待できます。

ポータブルナビ「ゴリラ」との接続方法

ゴリラのイヤホン端子にBluetoothトランスミッターを接続します。以下の手順で利用可能です。

  • ゴリラの電源をONにし、ナビ画面を起動
  • トランスミッターをゴリラのイヤホンジャックに差し込む
  • Bluetoothインカム(例:TEC HP03)をペアリングモードに設定
  • トランスミッターの電源を入れ、インカムと自動接続を待つ

この方法で、ゴリラの音声案内をインカムで聞けるようになります。

インカム側の対応確認と注意点

インカムとして紹介された「TEC HP03」はBluetooth 5.3に対応したヘルメット用インカムです。基本的な音声受信は可能ですが、ナビ音声やスマホとのマルチ接続に関しては以下の点に注意してください。

  • 同時接続数に制限がある:インカムによっては1台しかBluetooth接続できない場合があります。
  • プロファイル対応:HFP(通話)とA2DP(音楽やナビ音声)の両方に対応している必要があります。

マニュアルで「A2DP対応」と明記されていれば、ナビ音声も受信可能です。ペアリング前に説明書で確認するのがおすすめです。

使用時のトラブル回避と対策

接続は簡単でも、実際の走行中にはトラブルも起こり得ます。以下のような点に気を付けましょう。

  • 充電の持ち時間:トランスミッターとインカム双方のバッテリーに注意
  • ノイズや遅延:音声が途切れる・ズレる場合は、トランスミッターの位置を調整
  • 音量調整:ナビ側とインカム側両方で調整できるようにしておく

また、音が片耳しか聞こえないなどの症状は、プラグの接触不良やモノラル/ステレオ設定ミスの可能性があります。

おすすめのインカムとトランスミッターの組み合わせ

ナビ音声を快適に聞きたいなら、以下のような製品もおすすめです。

デバイス 特徴
B+COM SB6X 音声割り込み・マルチポイント対応でナビ+音楽+通話が可能
EarFun Bluetoothトランスミッター aptX Low Latency対応、音ズレが少ない

高性能な組み合わせにより、音声切替や遅延のストレスを減らすことができます。

まとめ

Bluetoothトランスミッターを使えば、Bluetooth非対応のポータブルナビでも音声をインカムで聞くことは可能です。ただし、インカム側の仕様確認やトランスミッターとの相性が重要です。

走行中の安全と快適さを確保するためにも、ペアリングの安定性や音質に配慮した機器選びと設定を行いましょう。

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