はじめに
バイクのライトをハイビームとロービームで独立させるためには、適切な配線とリレーの使用が重要です。ここでは、エーモンの5極リレーを使って、ロービームが点灯中にハイビームスイッチを押すとロービームが消灯しハイビームが点灯するようにする方法を解説します。
必要な材料
- エーモン5極リレー
- ハイビームスイッチ
- ロービームスイッチ
- H4タイプのバルブ
- 配線用ケーブルと接続端子
配線手順
以下の手順で配線を行います。
1. リレーの配線
- リレーの端子配置: エーモンの5極リレーの端子は、通常、コイル端子(2つ)、スイッチ端子(3つ)で構成されています。
- コイル端子の接続: コイル端子には、バッテリーからの電源(常時ON)とハイビームスイッチからの信号を接続します。
- スイッチ端子の接続: スイッチ端子には、ロービームとハイビームの出力を接続します。
2. ロービームとハイビームの配線
- ロービームの接続: リレーのスイッチ端子にロービームの電源を接続し、リレーの出力端子からロービームバルブに配線します。
- ハイビームの接続: ハイビームスイッチからの信号をリレーの別のスイッチ端子に接続し、リレーの出力端子からハイビームバルブに配線します。
3. スイッチの設定
- ロービームスイッチ: ロービームスイッチがONの時はリレーがロービームを点灯させるように設定します。
- ハイビームスイッチ: ハイビームスイッチがONの時は、リレーがロービームを消灯させ、ハイビームを点灯させるように設定します。
4. 配線の確認とテスト
全ての配線が完了したら、配線が正しく行われているか確認し、テストを行います。ハイビームスイッチを押して、ロービームが消灯しハイビームが点灯することを確認しましょう。
まとめ
エーモンの5極リレーを使用することで、バイクのハイビームとロービームを独立させ、スイッチ操作によって簡単に切り替えることが可能になります。適切な配線と設定を行うことで、安全で快適なライディングを実現しましょう。
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