電気自動車（EV）の普及に伴い、テスラ・モデル3を日常的に使うユーザーも増えています。とはいえ、EVならではの整備や部品交換には不安を抱える人も多いでしょう。特に「タイヤ交換をオートバックスなどのカー用品店で行っても問題ないのか？」という疑問はよく見かけます。この記事では、モデル3のタイヤ交換をオートバックスに依頼する際のポイントや注意事項を解説します。
結論：オートバックスでもタイヤ交換は可能
テスラ・モデル3のタイヤ交換は、基本的に全国のオートバックスで対応可能です。店舗によってはEVの対応経験が異なりますが、最近はテスラ車両の整備実績を持つスタッフも増えてきており、タイヤ脱着やバランス調整などは問題なく対応できる店舗が多くなっています。
ただし、モデル3は重量があり、ジャッキポイントや工具の扱いに慣れていないと車両にダメージを与えるリスクがあるため、EV車両への作業経験のある店舗を選ぶのが安心です。
事前に確認しておきたい3つのポイント
オートバックスにモデル3のタイヤ交換を依頼する前に、以下の点を必ずチェックしておきましょう。
- EV対応設備・知識の有無：ジャッキポイントの誤認やリフト対応に差が出るため、店舗に「テスラ対応可能か」確認を
- TPMS（タイヤ空気圧監視システム）への対応：モデル3はTPMSを採用しており、タイヤ交換時のセンサーリセットに対応できるかどうか確認
- トルク管理・センターキャップ脱着の丁寧さ：モデル3は高トルクで締め付けが必要。整備精度の高さが求められます
上記のような確認をせずに作業を依頼すると、後々のトラブルや不具合につながる可能性もあるため、事前確認は必須です。
モデル3特有の注意点：ジャッキアップと空気圧管理
モデル3は、床下にバッテリーパックを搭載しており、誤ったジャッキポイントで持ち上げると重大な損傷を引き起こす可能性があります。作業時には、専用のジャッキパッド（アダプター）を使用することが強く推奨されています。
また、純正タイヤの空気圧は高めに設定されており（標準で2.9〜3.0 bar前後）、ガソリン車よりも空気圧管理が重要です。空気圧が適正でないと航続距離や走行性能に影響が出るため、作業後の空気圧チェックは必ず行いましょう。
オートバックスで作業してもらったユーザーの声
実際にオートバックスでタイヤ交換を行ったモデル3オーナーの声では、「作業自体はスムーズで、ジャッキパッドも持ち込みOKだった」「TPMSの初期化も店舗で対応してもらえた」というポジティブな評価が多く見られます。
一方で、「予約なしで訪れたらEV対応ができないと言われた」「スタッフによって説明がまちまちだった」といった口コミもあり、EV対応可否と予約の重要性がうかがえます。
まとめ：事前確認を徹底すればオートバックスでも安心
テスラ・モデル3のタイヤ交換はオートバックスでも基本的に対応可能ですが、EV特有の注意点を踏まえた店舗選びと事前確認が重要です。とくにジャッキパッドの有無やTPMS対応、EV整備実績については作業前に確認しておくと安心です。初めての交換時は事前予約のうえ、作業説明をしっかり受けることをおすすめします。
コメント