ホンダの人気ネイキッドバイクCB650R(2023年式・8BL-RH03)に、2019〜2022年式(2BL-RH03)用のアクラボビッチマフラーを装着できるのか?また、その場合の車検やディーラー点検への影響について詳しく解説します。
2019〜2022年式用アクラボビッチマフラーは装着できるのか?
基本的に、2019〜2022年式CB650Rと2023年式のCB650Rは、エンジンやフレームの大部分が共通しています。しかし、排ガス規制の変更や細かな仕様変更により、互換性には注意が必要です。
1. エキゾースト形状の違い
2023年式(8BL-RH03)は最新の排ガス規制(Euro5相当)に適合しており、排気系の変更が加えられています。これにより、マフラーの取り付け部分のフランジ形状や触媒の配置が異なる可能性があります。
2. 取り付けの可否
2019〜2022年式用のアクラボビッチマフラーが2023年式に物理的に装着できるかは、以下のポイントで確認が必要です。
- エキパイ径が同じか
- マウント部分の位置が同じか
- センサーハーネスの取り回しに問題がないか
一部のユーザー報告では「ボルトオンで装着可能」との声もありますが、細かな違いがあるため、メーカーや専門ショップに確認するのが確実です。
装着した場合の車検適合性
マフラーを交換する際に最も重要なのは「車検に通るかどうか」です。
1. 車検対応モデルであること
アクラボビッチのマフラーには車検対応品とレース専用品があります。2019〜2022年式用のモデルが車検対応であるかどうかをまず確認しましょう。
2. 2023年式の排ガス規制適合
2023年式はより厳しい排ガス規制をクリアする必要があり、旧モデルのマフラーを流用すると排ガス基準を満たさない可能性があります。具体的には。
- 触媒が含まれているか
- 騒音規制をクリアしているか
- 排ガス証明書が取得可能か
この点で、ディーラーでの点検時に問題視されることがあるため、注意が必要です。
3. HONDAディーラーでの点検対応
ディーラーでの点検時に、非純正マフラーが装着されている場合、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 「保証対象外」とされることがある
- 車検時に適合証明を求められる
- 純正戻しを求められることがある
ディーラーによって対応は異なるため、事前に確認しておくのがベストです。
結論:装着は可能だが、車検やディーラー対応に注意
2019〜2022年式用のアクラボビッチマフラーは、2023年式CB650Rに装着できる可能性は高いですが、以下の点に注意が必要です。
- エキゾースト形状の違いにより、加工や調整が必要になる場合がある
- 排ガス規制の違いで、車検に通らない可能性がある
- ディーラーの点検時に問題になる可能性がある
確実に適合するかどうかは、メーカー(アクラボビッチ)やショップに確認することをおすすめします。また、車検やディーラー点検を問題なくクリアするためには、2023年式対応の車検適合マフラーを選ぶのが安全です。
バイクのカスタムは楽しみの一つですが、安全かつ合法的に楽しめるよう、適切なマフラー選びをしましょう。
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