マフラー交換やカスタムに慣れていないと、パーツの長さ一つでも悩んでしまうものです。特にマフラースプリングは、長さやテンションの違いでフィッティングが変わるため、正しく選ぶことが大切です。今回はZX-4RにBEAMSのCORSA-EVOⅡを装着しているユーザーが直面しやすい「スプリングの長さ選び」について解説します。
サイレンサースプリングとは?役割と重要性
サイレンサースプリングは、マフラーとサイレンサーの接合部をしっかり固定するためのバネです。振動や熱変化に耐える設計で、マフラーの脱落や排気漏れを防ぐ重要なパーツです。
BEAMSのCORSA-EVOⅡのようなフルエキ・スリップオンマフラーでは、サイレンサーとパイプの接合部にこのスプリングを装着するのが一般的です。純正とは異なり、汎用品が使われるため、スプリングの長さやテンションは自己判断で選ぶ必要があります。
80mmと100mm、どう違うのか?
スプリングの「80mm」「100mm」は、フック部分を含めた全長です。短い方がテンションが強く、長い方は装着が楽ですがテンションはやや弱まります。
- 80mm:接合部の距離が短く、テンションを強くかけたい場合に最適
- 100mm:接合部の距離がある程度離れている場合や、取り付けしやすさを重視する場合におすすめ
スプリングは「テンションが弱すぎる」と振動で脱落しやすく、「強すぎる」と装着時にマフラーやフックを痛める可能性があります。
CORSA-EVOⅡに適したサイズは?
BEAMS CORSA-EVOⅡに適合するスプリング長は、基本的に純正で装着されている長さに合わせるのが最善です。多くのケースでは80mmが使用されていますが、車両個体差や取付時のパイプ角度によって異なる場合もあります。
すでにスプリングを紛失してしまっている場合は、もう一方の取り付けフックとの距離をメジャーで測り、若干テンションがかかる程度の長さ(80mm〜100mm)を選ぶと良いでしょう。
実際の使用者の声と選び方のコツ
実際にZX-4RでCORSA-EVOⅡを使用しているオーナーの中には、「100mmだとテンションが足りず、走行中に外れた」「80mmは装着がきついがしっかり固定できた」という声があります。
また、BEAMS公式サイトでは適合情報が掲載されていますので、マフラー品番や対応車種を確認してみるのもおすすめです。
おすすめのサイレンサースプリングと購入先
Amazonや楽天市場では、BEAMS純正互換スプリングが80mmと100mmの2サイズ展開で販売されています。以下のような製品が高評価です。
商品名 | 長さ | 特徴 |
---|---|---|
BEAMS純正スプリングセット | 80mm | 純正と同等、テンション強め |
デイトナ マフラースプリング | 100mm | 柔らかく装着が容易 |
購入の際は、セット内容(本数)や対応温度なども確認しましょう。
まとめ:80mm or 100mmは状況に応じて選択
BEAMS CORSA-EVOⅡ用のスプリングには80mmと100mmがありますが、選択のポイントは「取り付けフック間の距離」と「テンションのバランス」です。一般的には80mmが推奨されますが、装着位置やフィッティングに応じて選ぶのがベストです。
安全性と耐久性を高めるためにも、信頼できるメーカーのスプリングを使用し、定期的な点検・交換を心がけましょう。
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