ドラレコ（ドライブレコーダー）の設置を行う際、特にナビと接続する部分の配線は重要です。最近、純正ナビから社外ナビに交換する際、配線の接続方法に悩む方が多いのではないでしょうか。この記事では、ナビとドラレコを適切に接続するための方法や、常時電源やアクセサリー電源の確認方法について解説します。
ナビとドラレコの接続に関する基本的な知識
ドラレコとナビを接続する際、主に映像信号や電源供給の2つの要素が重要です。映像信号はナビのディスプレイに映像を映すために必要な部分ですが、電源供給はドラレコが正常に動作するために欠かせません。特に、ナビから電源を取る場合、その電源が「常時電源」と「アクセサリー電源」に分かれている点を理解しておく必要があります。
社外ナビの場合、ナビ背面からの電源接続が異なり、純正ナビとはコネクタが合わない場合もあります。その場合、別途電源を取り出す方法を考えなければなりません。
常時電源とアクセサリー電源の違いとは？
常時電源は車両のバッテリーから直接供給される電源で、エンジンを切っている状態でも電源が供給されます。一方、アクセサリー電源はエンジンがかかっているときや、アクセサリー位置にシフトした際に供給される電源です。
ドラレコは、常時電源であれば常に録画を行い、アクセサリー電源であれば車を起動しているときのみ録画する設定が可能です。これにより、どの電源を選ぶかによって、録画のタイミングや保存方法が変わります。
DRH-204VDの配線について知っておくべきこと
DRH-204VD（ホンダのドラレコ）を社外ナビに接続する場合、ナビから電源を取るためには、通常の配線と異なる場合があります。DRH-204VDの場合、ナビ側コネクタには常時電源とアクセサリー電源がそれぞれ分けられていますが、その色や接続方法はナビのメーカーやモデルによって異なることがあります。
ホンダ純正ナビでは、ナビ背面のコネクタから電源が供給されますが、社外ナビに接続する場合は、配線の色や位置を確認する必要があります。特に、常時電源とアクセサリー電源の識別は重要で、間違った電源に接続するとドラレコが正常に動作しない場合があります。
ドラレコの電源を確認する方法
ナビの配線に接続する前に、まずは車両の電源システムを理解することが重要です。ナビの電源コネクタに接続する配線の色を確認することで、どの端子が常時電源、どの端子がアクセサリー電源であるかを特定できます。多くの場合、マニュアルやディーラーのサポートに記載されている情報を参考にできます。
また、万が一、配線の色や端子が不明な場合は、テスターを使用して電圧を確認する方法もあります。常時電源の端子は車両が停止している状態でも一定の電圧が流れており、アクセサリー電源はエンジンをかけた際に電圧が流れます。この方法で確認することで、正しい端子を選択できます。
配線接続時の注意点
配線を行う際には、以下の注意点を守ることが重要です。
- 必ず車両のバッテリーを外すか、接続部分の電源を切ってから作業を行う。
- 接続端子が正しい色であることを確認する。間違った端子に接続すると、ドラレコやナビが動作しないことがある。
- ナビやドラレコの取扱説明書に記載された配線情報をしっかりと確認する。
- もし配線に不安がある場合は、専門の業者に依頼する。
これらの注意点を守ることで、安全に配線作業を進めることができます。
まとめ：正しい配線でドラレコとナビを快適に接続しよう
ドラレコとナビを接続する際、正しい配線を行うことは非常に重要です。常時電源とアクセサリー電源の違いを理解し、ナビの配線コネクタを正確に確認することで、ドラレコが正常に機能する環境を整えることができます。
万が一、配線に不安がある場合は、専門家に依頼するのも一つの方法です。安全かつ確実に配線を行い、快適なドライブをお楽しみください。
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