新車購入時にすすめられる「高価なボディコーティング」。数万円以上するケースもあり、「本当に効果があるのか?」「騙されていないか?」と疑問を持つ方も少なくありません。この記事では、新車時のコーティングの必要性や効果の持続期間、実際のコストパフォーマンスなどを詳しく解説します。
新車にボディコーティングをするメリットとは?
ボディコーティングの最大の目的は「塗装表面の保護」です。新車は塗装面が最もきれいな状態なので、そのタイミングでコーティングを行うことで、傷や汚れ、紫外線などから塗装を守りやすくなります。
また、撥水性が高まることで雨ジミや水アカの付着が抑えられ、日々の洗車が格段に楽になります。特に撥水系のガラスコーティングは、水滴を弾く効果が強く、美しいボディを維持しやすいのが特長です。
コーティングの効果はどれくらい持つ?
ボディコートの種類にもよりますが、一般的なガラス系コーティングで1〜5年ほどの効果があるとされています。ただしこれはあくまで目安であり、保管環境やメンテナンスの有無によって大きく変わります。
例えば、青空駐車でノーメンテナンスなら1年程度で効果が弱まるケースもあります。一方で屋内保管や定期的なメンテナンス(専用シャンプーやメンテナンス剤の使用)を行えば、3年以上美しい状態を維持することも可能です。
コーティング施工後の洗車はどう変わる?
コーティングをしておくと、表面に汚れが固着しにくくなるため、安価な水洗い洗車だけでも十分に綺麗になります。これにより、洗車代や時間の節約にもつながるというわけです。
例えば、2週間に1度ガソリンスタンドの水洗い洗車(500円)を利用するだけでも、ボディの輝きは十分に保てます。高圧洗浄だけでも汚れが落ちやすく、拭き上げの手間も軽減されます。
高価なコーティングは本当にコスパが良いのか?
一見高額に思える5万円〜10万円のコーティングも、長期的なメリットを考えるとコストパフォーマンスは悪くありません。洗車代・ワックス代・磨き費用・塗装劣化の防止などをトータルで見れば、十分に元が取れる計算です。
また、下取りや売却時にもボディの状態が良い車は査定額にプラス評価がつくことがあります。実際に「コーティング済みで傷が少ない」という理由で、同年式・同走行距離の他車よりも3万円以上高く売れたという事例もあります。
施工業者や種類選びが重要なポイント
ディーラーコーティングも悪くありませんが、専門のカーコーティング業者の方が施工の丁寧さや使用するコート剤の品質が高い傾向があります。価格はやや高めでも、保証期間やアフターサービスが付くことも多いです。
種類としては、耐久性重視なら「ガラス系コーティング」、施工のしやすさ重視なら「ポリマー系」や「簡易コーティング」など、ニーズに応じて選ぶとよいでしょう。各コーティングの特徴を比較したい方はG’ZOX公式サイトなども参考になります。
まとめ:新車時のボディコーティングは無駄ではない
結論として、新車のボディコーティングは、長期的に見て非常に有効なボディ保護手段です。「高いから必要ない」と決めつけるのではなく、自分の使用環境・保管状況・洗車頻度に合った施工内容を選べば、その価値は十分にあります。
日々の洗車を楽にし、愛車の美しさを長持ちさせたい方には、特におすすめできる選択肢と言えるでしょう。
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