125ccスクーターのリアタイヤ交換を自分で行う方法と注意点

車検、メンテナンス

125ccスクーターのタイヤ交換は、整備経験がある方であれば挑戦できる作業ですが、いくつかのポイントを押さえることが重要です。特に、虫取り(バルブコア)の扱いやタイヤの脱着方法など、初心者にとっては戸惑う点もあるかもしれません。この記事では、125ccスクーターのリアタイヤ交換を自分で行う手順と注意点を解説します。

スクーターのリアタイヤ交換に必要な工具と準備

タイヤ交換には、基本的な工具セットが揃っていれば問題ありませんが、専用のタイヤレバーやビードブレーカー、バルブコアリムーバーがあると便利です。これらの工具はタイヤの脱着をスムーズに進めるために役立ちます。特に、バルブコアリムーバーはエアバルブの中にある『虫』を取り外すために必要です。

他にも、エアコンプレッサー(またはポンプ)、空気圧ゲージ、潤滑剤(ビードクリームや石鹸水)を用意しておくと作業がスムーズに進みます。

リアタイヤの取り外し手順

タイヤ交換の第一歩として、リアホイールを取り外します。ホイールを取り外す際には、まずエアバルブの虫を外して空気を抜き、ビードを落とす必要があります。この時、虫を取り外すバルブコアリムーバーを使います。

次に、ホイールを固定しているナットやボルトを緩め、リアホイール全体を外します。この際、バイクが転倒しないようにジャッキやスタンドでしっかりと支えることが重要です。

タイヤの交換作業

タイヤをホイールから外す際には、タイヤレバーを使って慎重にビードを外す必要があります。ビードが硬い場合は、ビードブレーカーを使用してタイヤとホイールの隙間を広げていきます。

新しいタイヤを装着する際には、ビードクリームや石鹸水を使って滑りやすくし、ビードがしっかりとホイールにはまるように圧をかけていきます。装着後は必ず空気圧を確認し、適正値まで入れておきましょう。

タイヤ交換時の注意点:虫の取り扱い

虫(バルブコア)は、空気が漏れないようにするための重要な部品です。交換時に虫を正しく取り付けないと、空気漏れの原因になります。虫を取り付ける際は、バルブコアリムーバーでしっかりと締め付け、空気漏れがないことを確認しましょう。

まとめ:安全を最優先にタイヤ交換を行おう

125ccスクーターのリアタイヤ交換は、整備に慣れている方であれば自分で挑戦可能ですが、安全に留意して作業を進めることが大切です。タイヤのビードがしっかりとはまっているか、虫が正しく装着されているかを確認してから走行を開始しましょう。慣れていない方は無理をせず、バイクショップに依頼するのも一つの方法です。

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