ジムニーとハスラー、日常使いに向いているのはどっち?用途別に徹底比較!

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「街乗りメインだけどジムニーに惹かれる」──そんな悩みを抱える方は少なくありません。スズキのジムニーとハスラーはどちらも個性が光る軽SUVですが、用途やライフスタイルによって向き・不向きがはっきり分かれます。本記事では、日常の通勤・買い物からアウトドアまで、使用シーンごとにジムニーとハスラーの魅力と実用性を比較しながら、どちらが“メインカー”として適しているのかを解説します。

ハスラーは日常使いに最適化された軽SUV

ハスラーはスズキの軽自動車の中でも「SUV風テイスト」と「実用性の高さ」を両立したモデルです。全体の設計はワゴンRをベースにしており、室内空間や燃費、乗り心地など、街乗りに求められる要素がしっかり備わっています。

特に以下の点が魅力です。

  • 軽自動車トップクラスの燃費(約25km/L以上)
  • 後部座席や荷室が広く、買い物や通勤にも便利
  • スライドドアこそないが、ドア開口部が大きく乗降しやすい

通勤距離が長い方や、駐車場が狭い都市部在住者にとって、ハスラーはまさに「メインカー向け」の1台と言えるでしょう。

ジムニーは“趣味性”と“走破性”を求める人向け

一方、ジムニーは1970年代から続く本格オフローダーとしての設計思想を持つ軽自動車です。ラダーフレーム、パートタイム4WD、悪路走破性能などは軽の中では唯一無二の存在です。

しかし街乗りにおいては以下の点でデメリットも存在します。

  • 燃費はおおよそ13〜16km/Lと控えめ
  • ハンドリングや乗り心地はオフロード仕様で硬め
  • 2ドアでリアシートや荷室は狭め

「見た目がカッコいい」「毎日ジムニーを眺めたい」といった感情も重要ですが、日々の実用性を考えるとメインカーにはやや不向きという声もあります。

職場の駐車場にジムニー、アリかナシか?

「職場にジムニーを毎日停めていたら変に思われるかも…?」という不安も理解できますが、近年のアウトドアブームもあり、ジムニーの人気は高まっています。特に若年層やアウトドア好きな方には“オシャレで個性的な車”として好印象を持たれるケースもあります。

むしろ、同じ車を長く大切に乗る姿勢は好意的に受け止められることが多く、「ジムニー=浮く存在」とは限りません。カラーリングやカスタム内容によっては「キャンプ好きなんですか?」と話題のきっかけにもなるでしょう。

2台目に最適なのはどっち?

「2台持ち」の場合、以下のような組み合わせが考えられます。

  • メイン:ハスラー/サブ:ジムニー → 実用性と趣味性のバランス型
  • メイン:ジムニー/サブ:電動スクーターや軽ハイトワゴン → 趣味全開型

家族がいる場合や週末しか車を使わないライフスタイルなら、ジムニーをセカンドカーとして所有し、平日は別の車や電車移動という選択も現実的です。

維持費や保険料の違いにも注目

ジムニーもハスラーも軽自動車なので、自動車税や車検費用には大きな差はありません。ただし燃費面ではハスラーが圧倒的に有利で、年間1万km以上走るならガソリン代に差が出てきます。

また保険料は、車両価格が高めのジムニーの方がやや高くなる傾向があります。任意保険においても、車両保険付きであれば年間で1〜2万円程度の差が出ることもあります。

まとめ:日常メインならハスラー、趣味重視ならジムニー

日常の通勤や買い物を重視するなら、燃費・室内空間・乗り心地に優れるハスラーがベストです。一方で、デザインや走破性、所有する満足感を求めるならジムニーも“あり”な選択肢。用途やライフスタイル、駐車環境に応じて、自分の「乗りたい気持ち」と「使いやすさ」のバランスを見極めることが大切です。

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