ラグジュアリークーペとして高い人気を誇るレクサスLC。特にナビ画面が手前に配置された後期型モデルは洗練されたインテリアと改良された装備が魅力です。2026年、あるいは2027年にこのモデルを中古で狙いたいと考える方に向けて、価格予測と実用面での気になるポイントを解説します。
レクサスLC後期型の市場価格動向と予測
レクサスLCの新車価格はグレードによって異なりますが、LC500で約1,400万円前後。後期型は2021年後半以降のモデルを指すため、2026年時点で5年落ちとなる想定です。
一般的に、レクサス車はリセールバリューが高く、LCもその例外ではありません。しかしながら、5年落ちであれば走行距離やコンディションに応じて1,000万円以下の個体が市場に出回る可能性は十分あります。特にノーマル仕様・控えめなオプションの車両であれば、900万~980万円台の中古車が出てくることも考えられます。
価格が下がる要因と注意すべきポイント
中古価格が下がる背景には以下のような要因が影響します。
- モデルサイクルの更新:フルモデルチェンジや特別仕様車の登場で中古価格はやや下落傾向になります。
- 走行距離と使用状況:年式に対して走行距離が多い個体や、事故歴あり・保証切れ車両は相場より安価に。
- EVシフトの影響:ガソリン車への需要が徐々に低下する中、高級スポーツクーペでも価値下落はあり得ます。
ただし、LCはそのデザイン性と唯一無二のV8サウンドから一定の需要が続くと予想され、極端な暴落は想定しにくいです。
ドリンクホルダーの使い勝手は?
レクサスLCのドリンクホルダーはセンターコンソールの助手席側アームレスト下に格納されており、使用時にスライド式で展開する構造です。デザイン性を優先したため、一般的なセダンやSUVよりも使い勝手は劣ると感じるユーザーが多いようです。
特に二人乗り時、助手席に人がいると開閉や出し入れがしづらくなるため、長距離ドライブ中はやや不便を感じることも。実際にオーナーの声として「コンビニコーヒーサイズなら問題ないが、ペットボトル2本は厳しい」といった意見も見られます。
LCは2人で乗るには快適?
2ドアクーペという構造上、後席は非常用に近いスペースです。そのため、基本的に1人~2人乗車を想定した設計となっており、二人でのドライブには最適です。シートはホールド感があり、ラグジュアリーな走行感を楽しめる仕様です。
ただし、トランクスペースはゴルフバッグ1個程度の容量にとどまるため、旅行や買い物などの荷物が多いシーンでは工夫が必要です。
購入検討時のアドバイスと注意点
2026年~2027年の中古車市場でLCを狙う際には、以下の点に注意してください。
- 認定中古車や保証付きの車両を選ぶ
- タイヤ・ブレーキなどの消耗品交換歴を確認
- 定期メンテナンス履歴が明示されている個体を優先
- 改造・カスタムの有無をチェック
維持費についても、タイヤ・税金・保険料などを含めて年30万円以上は見込んでおくと安心です。
まとめ:レクサスLCを狙うならタイミングを見極めて
レクサスLCの後期型は、2026~2027年頃には1,000万円以下での購入が現実的となってきます。特に中古車相場が安定し、走行距離控えめな良質車が出回るタイミングを見計らうことで、満足度の高い買い物ができるでしょう。
ドリンクホルダーのような細かな使い勝手はあるものの、全体としてのデザイン性と走行性能は唯一無二。二人で過ごす贅沢な時間を大切にしたい方には、非常に魅力的な一台です。
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