欧州で登場した小型クロスオーバー「トヨタ Aygo X ハイブリッド」。排出量86g/kmで“非プラグイン最清潔”と話題ですが、日本での販売予定はなく、輸入は可能なのでしょうか?本記事では輸入実態と注意点、そして代替となる輸入車もご紹介します。
Aygo X ハイブリッドとは?欧州専売モデルの魅力
Aygo X ハイブリッドは欧州専用のAセグメントクロスオーバーで、トヨタ初の小型フルハイブリッドです。WLTPで86g/kmのCO₂、114hpの動力性能を実現し、欧州では2025年末に発売予定です :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
ただし、生産はチェコ拠点で、全くの欧州仕様。残念ながら日本国内へのトヨタ公式導入は今のところ見込まれていません。
日本に輸入できる?グレーインポートの実際
日本では「グレーインポート(並行輸入)」によって欧州仕様車を輸入するルートがあります。実際にAygo Xの欧州モデルも並行輸入されている実績があります :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
ただし、輸入に当たっては右ハンドル化・車検適合・安全・排ガス基準クリアなどの改造対応が必要で、費用はクラウンと同等になるとの声もあります :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
輸入を検討するなら注意すべき点
- 改造費用や登録手数料が非常に高額になる可能性
- 整備・部品供給に対応した並行輸入車専門業者の存在が重要
- 保証や電装・安全機構のトラブルは自己責任になる
輸入後はメンテナンスネットワークが限られるため、サポート面にも慎重な検討が必要です。
代替となるおすすめ輸入車は?
日本で購入しやすい輸入小型車としては、以下の選択肢があります。
- スマート フォーツー/フォーフォー:欧州ボディのコンパクト仕様、並行輸入で右ハンドル対応可能
- フィアット500 ハイブリッド:小型でかわいらしいデザインと実用性を両立
- ルノー キャプチャーやプジョー2008:コンパクトSUVで安全装備・走行性もぴったり
これらは輸入コストも抑えやすく、日本の道路事情や保証面でも整備しやすいメリットがあります。
まとめ:Aygo X ハイブリッドは“高嶺の花”、でも輸入の道は!
Aygo X ハイブリッドは公式には日本発売予定はありませんが、グレーインポートで“並行輸入”は可能です。しかし、改造・登録・整備コストを考慮すると価格は高騰し、維持の負担も大きいのが現実です。
そのため、同セグメントの輸入小型車で適度な装備と維持性を兼ねたスマートやフィアットなどが、現実的な選択肢としておすすめです。
興味があるモデルがあれば、信頼できる輸入車専門店と相談の上、トータルコストで検討するのが良いでしょう。
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