ピストやトラックバイクで使われる110mmエンドのNJS認定ホイールは、一般的なロードバイクやクロスバイクとは規格が異なるため、ハブナットやシャフト径を選ぶ際に迷うことがあります。
特にリアハブ周辺の部品は、見た目が似ていてもねじ規格やサイズが違う場合があります。適合しないナットを購入すると取り付けできなかったり、固定力不足につながる可能性があります。
この記事では、110エンドのNJSホイールで使用されるリア軸の確認方法や、M8ハブナットを購入する際のポイントについて解説します。
110エンドのNJSホイールとはどのような規格なのか
110mmエンドとは、リアハブを取り付けるフレーム側の幅が110mmである規格を指します。主に競輪用のトラックフレームやピストバイクで採用されているサイズです。
NJS認定パーツは、日本自転車振興会の検査基準を満たした競輪競技用の部品であり、一般的な街乗り用自転車とは異なる専用規格が使われています。
そのため、リアハブの固定方法やナットのサイズについても、一般的な自転車部品とは違う場合があるため確認が必要です。
リア軸径8mmの場合に使われるハブナットについて
競輪用のハブでは、リアシャフト径が8mmのものが多く採用されています。その場合、対応するハブナットも軸径に合ったものを選ぶ必要があります。
ただし、「M8」という表記だけで判断するのは注意が必要です。M8とはねじ部分の呼び径を表しており、ピッチ(ねじ山の間隔)やナットの形状も確認する必要があります。
例えば、一般的なホームセンターで販売されているM8ナットが、そのまま競輪用ハブに使えるとは限りません。自転車用ハブナットは、薄型形状や専用寸法になっている場合があります。
M8ハブナットはどこで購入できるのか
110エンドNJSハブ用のハブナットは、自転車専門店やピストバイク専門ショップ、オンラインショップなどで購入できます。
購入先を探す場合は、「NJS ハブナット M8」「トラックハブ ナット 8mm」「競輪 ハブナット」などのキーワードで検索すると対応商品を見つけやすくなります。
また、使用しているハブのメーカーによって純正ナットの設定がある場合があります。確実に合わせたい場合は、ハブメーカーや現在装着されているナットを確認して購入する方法がおすすめです。
ハブナット購入前に確認するポイント
ハブナットを購入する前には、以下の点を確認すると失敗を防げます。
- リアシャフトの直径が8mmかどうか
- ねじ径とピッチが一致しているか
- ナットの厚みや形状が現在のハブに合うか
- 左右で必要なナット数
- 使用しているハブのメーカーや型番
特に中古で購入したNJSホイールの場合、以前の所有者が別規格の部品に交換している可能性もあります。購入時の状態だけで判断せず、実際のシャフトやナットを確認することが大切です。
競輪用ハブナットと一般的なナットの違い
競輪用ホイールは、高い固定力と安全性が求められるため、一般的なボルト・ナットとは異なる設計になっています。
例えば、通常のM8ナットは締め付けること自体は可能でも、薄型でないためチェーン引きやフレームとのクリアランスに問題が出る場合があります。
また、トラックバイクでは固定ギアによる強い力がリアハブにかかるため、適切な専用品を使用することが重要です。
まとめ
110エンドのNJSホイールでは、リア軸径8mmのモデルが多くありますが、ハブナットを選ぶ際は単純にM8というサイズだけで決めないことが大切です。
ねじ規格やナット形状、使用しているハブメーカーを確認したうえで、競輪用・トラック用として販売されているハブナットを選ぶと安心です。
特に中古のNJSパーツを購入した場合は、購入前の部品確認が重要になります。適合するナットを正しく選び、安全にホイールを固定できる状態で使用しましょう。


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