レトロな雰囲気と軽快な走りが魅力のCL50は、カスタムベースとしても人気の高い50ccバイクです。中でもショート管のようなマフラーは見た目のインパクトと排気音の変化を楽しめるため、カスタム初心者からベテランまで関心を持たれがちです。本記事では、CL50に適合するショート管タイプのマフラーや装着時の注意点を詳しく解説します。
CL50のマフラー交換事情
CL50はカブ系エンジンをベースにした車両で、エンジン形式やマウント位置が比較的一般的な構造のため、流用可能なマフラーも多いです。ただし、マフラー形状やフレーム形状の関係で、すべてがポン付けできるわけではない点に注意が必要です。
特にショート管のような直管スタイルのマフラーを装着する場合、フレームやステップとの干渉や、排気管の取り回しを工夫する必要があります。
適合が期待できるマフラーの候補
- モンキー系・カブ系マフラー：CL50のエンジンはスーパーカブやモンキー系と共通するため、対応マフラーの流用が可能です。ただし取り付けステーの自作が必要な場合があります。
- 社外ショート管タイプ：タケガワやキタコ、デイトナ製のショート管風マフラーの中には、CL50オーナーの流用実績がある製品もあります。取り付け例をブログや動画で確認すると参考になります。
- ワンオフ製作：市販品でしっくりこない場合、ショップやマフラー製作業者によるワンオフも一つの選択肢です。
装着時の注意点と法規制
ショート管マフラーは見た目や音量のインパクトが大きい分、法的な音量基準や排気ガス規制のチェックが必要です。特に公道での使用を考える場合、JMCA認証があるかどうかを確認するのが望ましいでしょう。
また、マフラー装着時にステーが干渉する、エンジン振動で脱落するなどのトラブルも起こりがちなので、確実な取り付けと振動対策は必須です。
実際にカスタムしたオーナーの声
CL50にモンキー用のショート管を装着したあるユーザーは、取り付け自体はエキパイ径が合えば比較的簡単だったものの、マフラー角度の微調整に手間がかかったとのことです。エキパイの取り回しでブレーキペダルとの干渉もあったため、ステーの延長加工を行ったそうです。
別のユーザーは、スーパーカブ用のメガホンタイプショートマフラーをCL50に流用。やはりステーの位置を変更し、サブフレームの一部を加工することで取り付けを実現しています。
まとめ：CL50にショート管を取り付けるなら慎重な選択を
CL50はマフラー交換の自由度が高い一方で、ショート管タイプを装着するには適合確認や取り付け工夫が必要になります。社外マフラーの流用やワンオフ製作という選択肢も含め、見た目だけでなく走行性や法的問題にも注意を払いながら検討しましょう。
特に初めてのカスタムであれば、信頼できるショップや先輩オーナーの体験談を参考にして、納得のいくカスタムバイクに仕上げてください。
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