バイクのヘッドライトを青にするのは違法?ホーネット250に装着する際の注意点と合法的カスタム方法

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バイクのカスタムは自己表現のひとつとして人気ですが、ヘッドライトの色に関しては法律の制限があります。特に1997年式ホンダ・ホーネット250など、クラシックなモデルで青色ヘッドライトを検討している場合は注意が必要です。本記事では、違法になるリスクや合法的に青っぽい光を実現する方法について解説します。

道路運送車両法で定められたヘッドライトの色とは

日本の法律では、道路運送車両の保安基準により前照灯(ロービームおよびハイビーム)の色は白または淡黄色に限られています。青色や赤色のヘッドライトは、緊急自動車専用と見なされ、違反とされる可能性が高いです。

たとえ市販のバルブであっても、「青っぽく見える白色」でなければ車検に通らないことがあり、警察に止められるリスクもあります。[参照]

ホーネット250の純正ライトを青系に変更するリスク

ホーネット250は丸目1灯のクラシックデザインで、H4バルブが採用されています。ここに真っ青なバルブを装着した場合、明るさや配光が基準に合致しないと整備不良と見なされ、道路交通法違反で取り締まりの対象になります。

また、青い光は視認性が落ちやすく、雨天時や夜間での走行安全性が低下する恐れもあります。

合法的に青みを感じるヘッドライトにする方法

市販の「ホワイトバルブ(色温度5000K〜6000K)」であれば、白色と判定される範囲でやや青みがかった光を演出できます。例としては、PIAAやIPFのH4バルブが人気です。

LEDヘッドライトも選択肢ですが、適合表記が明記された車検対応製品を選びましょう。LEDに変える際は反射板や配光の確認が必要なため、実績のある製品とショップでの取付が推奨されます。

ヘッドライトフィルムやレンズカバーはNG?

市販されている「ブルーフィルム」や「レンズカバー」などを装着して色を変更するカスタムもありますが、これらも光の色を変える行為にあたるため基本的にNGです。

特に光量が落ちる、白色と認められないなどのケースでは保安基準違反になるため、公道走行は避けるのが賢明です。

まとめ:青色にしたいなら、白色光で青みを演出するのがベター

ヘッドライトを「青」にするのは、日本の法律では非常にハードルが高い行為です。違反となれば整備不良で罰金や減点対象になりかねません。

合法的にカスタムを楽しみたい場合は、白色バルブの中でも青みが強めの製品を選び、安全性とデザイン性を両立させましょう。

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