スーパーディオAF27(太軸)で最高速の伸びが悪くなったと感じる方に向けて、原因と横綱ハイスピードプーリー導入時の注意点を整理しました。
駆動系トラブルで最高速が出ない原因
50~55km/hまでは加速するが、その後伸びないケースは多く、駆動系(ベルト/プーリー/ウェイトローラー)の不調が原因であることがよくあります。
古くなったベルトや摩耗したプーリーは、ベルトが深く落ちずトップレンジに早く入ってしまい、最高速が出にくくなります :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
横綱ハイスピードプーリー導入での注意点
横綱プーリーは純正より長めのボスとランプレートがセットになっており、組み合わせ次第で最高速の向上が可能です :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
しかし、重量バランスが崩れると加速にムラが出やすく、純正ローラーとの相性調整が必要になります :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
ローラーの重量選定
7g×6個へ交換すると最高速が伸びやすいが、中速~高回転域のトルクが薄くなることもあります :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
最適なセッティング例として、7gと8gを混合(例えば7g×3+8.5g×3)にすることで、中速のスムーズさと最高速のバランスを両立できます :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
クラッチとセンタースプリングの調整も重要
エンジンが中速帯でカタログ如何なら、センタースプリングが強すぎてベルトが奥まで降りないまま繋がることもあります。
その場合、弱めのセンタースプリングや強化クラッチスプリング(ミート回転数を高める)が効果的です :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
導入後の整備チェックリスト
- 摩耗チェック:ベルトとプーリーに段差・ひびがないか確認。
- ローラー重量:7g~8.5gの中から加減速と最高速に合わせた最適組合せ。
- スプリング強度:センター&クラッチはエンジン特性に合わせて選定。
- ベルトの深さ確認:ローラー交換後にベルトが滑らかに奥まで降りているか。
- プーリー軸グリス:形状に合ったグリスで異物混入を防ぐこと。
実例:ユーザーのセッティング調整
あるAF27ユーザーは横綱プーリー+7g×3+8.5g×3で加速と最高速の両立に成功、さらにエアスクリュー調整で安定した走りを実現 :contentReference[oaicite:6]{index=6}。
まとめ
最高速が伸びない原因は駆動系の摩耗やセッティング不一致によるものが大半です。
横綱ハイスピードプーリーは有効なツールですが、ローラー重量、センタースプリング、ベルトの状態を適切に整えることが重要です。
駆動系をきちんと調整すれば、AF27でも安定した最高速アップとスムーズな加速が実現できます。
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