初心者向け:125ccバイクのナンバー返納手続きと必要書類をわかりやすく解説

バイク

125cc以下の原付二種バイクを手放す、長期保管する、あるいは乗らなくなった場合、ナンバープレートの返納手続き(廃車手続き)が必要になります。この記事では、市区町村ごとに異なる手続きのポイントを踏まえつつ、ナンバー返納の流れを順番に解説します。

ナンバー返納とは何か?

ナンバー返納とは、バイクの登録を廃止して、行政に「この車両は使用しません」と申告する手続きです。これにより、翌年度以降の軽自動車税の課税を防ぐことができます。

返納されたナンバーは物理的に市区町村に返却され、「廃車証明書」が発行されます。バイクを売る・譲る際にも必要な書類です。

手続きできる場所と対象車種

125cc以下のバイク(原付一種・二種)は、登録した市区町村役場の税務課または市民課などで手続きを行います。250cc以上のバイクとは違い、運輸支局では対応していません。

車両登録地と現在住んでいる場所が異なる場合は、元の登録自治体での手続きが必要になります。郵送手続きに対応している自治体もあるので、公式サイトで確認しましょう。

ナンバー返納に必要な持ち物

  • ナンバープレート
  • 標識交付証明書(登録時にもらった書類)
  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 印鑑(自治体によっては不要)

標識交付証明書を紛失していても手続きは可能ですが、紛失届の提出や本人確認が厳しくなることがあります。

返納手続きの流れ

  1. ナンバープレートを外す(工具が必要)
  2. 必要書類とナンバーを持って役所へ行く
  3. 廃車申請書を記入して提出
  4. その場で「廃車証明書(廃車申告受付書)」を受け取る

混雑していなければ手続きは10〜15分程度で完了します。

軽自動車税のポイントと注意点

軽自動車税は毎年4月1日時点でバイクを所有している人に課税されます。3月中に廃車しないと翌年度分が請求されるため、廃車予定がある場合はなるべく早めに手続きを行いましょう。

また、既に支払っている税金は月割りで戻ることはなく、年単位での課税となる点にも注意が必要です。

廃車後のバイクの扱い方

ナンバー返納後は、そのバイクで公道を走ることはできません。処分方法としては以下の選択肢があります。

  • バイク買取業者へ売却
  • 知人への譲渡(新規登録が必要)
  • 廃棄・リサイクル業者へ依頼

譲渡する際には「廃車証明書」が必要となるため、紛失しないよう保管してください。

まとめ:段取りを押さえればナンバー返納は簡単

125cc以下のバイクのナンバー返納は、必要書類とナンバーを揃えて市区町村役場に行くだけで完了します。税金の節約や車両処分のためにも、手続きは早めに行いましょう。

なお、ナンバー返納後はバイクを公道で走らせることはできませんので、その点も忘れずに。廃車証明書の保管も重要です。

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