ライブディオZXのカスタムにおいて、ロングハイハンガーやタイヤサイズ変更などによってリアサスペンション選びは非常に繊細な作業になります。特に、50mmロンハイと3.50-10タイヤを組み合わせた場合、干渉のリスクを抑えながら安定した足回りを確保するには、適切なサスペンション選びが欠かせません。今回は、265mm前後で干渉の少ないリアショックの選び方やおすすめ製品をご紹介します。
ライブディオZXの足回りカスタムで重要なポイント
ライブディオZXは純正でやや短めのリアショック(約260mm前後)を装着していますが、ロンハイ(特にデイトナ製50mm)と組み合わせることで角度やタイヤクリアランスが変わり、リアショックの長さ・位置取り次第でタイヤとフェンダー、またはフレームに干渉してしまうケースがあります。
そのため、ローダウン化やアップ化を極端にしすぎず、リアショック長を265mm前後にすることで、バランス良く装着できることが多くあります。
干渉を避けるためのサスペンション選びのコツ
重要なのは単純な長さ(eye to eye)だけではなく、サスペンションの取り付け角度・スプリング太さ・プリロードの設定です。以下の点に注意しましょう。
- スプリング外径が太すぎるとタイヤサイドと干渉する可能性あり
- 取付位置のズレにより、スイングアームやエンジンハンガーとの接触も考慮
- リバウンド量が大きすぎるとフェンダー干渉の原因に
特にカスタムされたロンハイ車両は、現車合わせで微調整が前提となる場合が多く、事前に測定を行いましょう。
おすすめの265mm前後リアサスペンション
以下に、ライブディオZXと相性が良く、干渉リスクを抑えられる265mm前後のリアショックをいくつか紹介します。
- 【KN企画】強化リアショック 265mm:コスパが良く、装着報告多数。スプリング細身でタイヤとのクリアランス良好。
- 【デイトナ】ハイパフォーマンスショック 265mm:ブランドの安心感と安定性。車高調整機能は無いがしっかりとした作り。
- 【G-Craft】リアサス265mm(スリムタイプ):カスタム対応で干渉が少ないと評判。アルミ製で軽量。
※AmazonやWebikeでのレビューを参考にして、最新の装着事例を確認するとより確実です。
実際のユーザー事例:干渉を避けたセッティング例
あるユーザーは、ライブディオZXにデイトナ製50mmロンハイ・3.50-10タイヤを履かせ、KN企画の265mmリアサスを装着。スプリングの位置がやや内寄りの設計のため、タイヤとのクリアランスは指一本程度確保。日常走行での干渉なしとのこと。
別のユーザーは、G-Craftの細身スプリングモデルを選択し、プリロードをやや強めに設定することで乗車時の沈み込みを軽減し、フェンダーとの干渉を回避しているとの報告もあります。
まとめ:干渉回避には慎重な選定と現車確認がカギ
ライブディオZXのカスタムにおいて、265mm前後のリアショックはバランスの良い選択肢です。ですが、使用するロンハイやタイヤとの相性を踏まえて、スプリング外径や取り付け角度なども含めたトータルバランスで選ぶことが重要です。
通販で購入する場合でも、装着レビューを事前にチェックし、可能であれば販売店に「タイヤ干渉の有無」について問い合わせてみると安心です。
安全で快適なカスタムライフを楽しむためにも、丁寧なパーツ選びを心がけましょう。
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