車内から「カタカタ」「ゴソゴソ」といった異音がすると、不快なだけでなく故障ではないかと不安になるものです。特に長年他メーカーに乗っていた方が初めて別メーカーへ乗り換えた場合、「前の車ではこんなことはなかった」と感じることも少なくありません。
しかし、異音はメーカーそのものが原因とは限らず、車種特性や走行距離、内装構造、部品の経年変化など複数の要因が重なるケースがあります。
ホンダ車だから異音が多いとは一概には言えない
「ホンダ車は異音が出やすい」という声を見かけることがありますが、メーカー全体で断定するのは難しい部分があります。
自動車メーカーごとに乗り味の設計思想は異なります。
| メーカー傾向 | 特徴例 |
|---|---|
| 乗り心地重視 | 柔らかめの足回り |
| 走行性能重視 | しっかりした足回り |
| 室内空間重視 | 可動部分が増える場合がある |
ホンダ車は室内空間効率や走行性能を重視する車種も多く、構造上可動部分が多くなる場合があります。
ただし「ホンダだから必ず異音が出る」というわけではありません。
シャトルハイブリッドで後部付近から出やすい異音例
令和2年式で7万km程度になると、異音の発生箇所候補はいくつか考えられます。
- 後部座席のロック部
- ラゲッジスペース内装部品
- 荷室カバー周辺
- リアハッチ内張り
- シートベルト固定部
- サスペンション関連
特に後席を倒せる構造の車は、シート固定部分が微妙に遊びを持つことがあり、段差で「カタカタ」と鳴るケースがあります。
修理後も音が続く場合は、原因が複数ある可能性もあります。
20〜30km付近だけで出るなら振動共鳴の可能性もある
一定速度だけで音が出る場合、単純な故障ではなく振動の共鳴現象が起きているケースがあります。
例えば以下のようなケースです。
停車中は音がしない → 高速でも消える → 20〜30kmだけ鳴る
これは車体や内装部品が特定の振動周波数で共鳴している可能性があります。
実際には数ミリ程度の隙間でも、走行中は大きな音になることがあります。
意外と車外側が原因のこともある
後ろから聞こえると感じても、実際には別の場所というケースも珍しくありません。
- リアサスペンションブッシュ
- マフラー固定ゴム
- スペアタイヤ周辺
- 下回りカバー
- ハイブリッド部品周辺
音は車内で反響するため、実際の発生場所が想像と違うことがあります。
人の耳だけで場所を特定するのは意外と難しいものです。
ディーラーへ再現条件を細かく伝えることが重要
異音は症状を再現できないと原因特定が難しくなります。
例えば次のように具体的に伝えると診断しやすくなります。
- 20〜30kmで発生
- 段差で大きくなる
- 右カーブで変化する
- 人が後席に乗ると変わる
- エアコンON/OFFで変化する
スマホで録音しておくと役立つこともあります。
まとめ
シャトルハイブリッドの後部から聞こえるカタカタ音やゴソゴソ音は、後席や内装部品だけでなく、ラゲッジ周辺や足回りなど複数原因が重なっている可能性があります。
また「ホンダ車だからこういうもの」と一概には言えず、車種構造や走行距離、振動条件が影響するケースも多くあります。
修理後も改善しない場合は、発生速度や道路状況など再現条件を整理して再点検を依頼すると、原因に近づける可能性があります。

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