1995年に登場したホンダのVRX400ロードスターは、Vツインエンジンを搭載したシンプルなネイキッドバイクとして、今も根強い人気を誇ります。そのクラシカルで無骨なデザインは、カスタムベースとしても魅力的。この記事では、VRX400をより自分好みに仕上げたい人のために、定番から個性派までおすすめのカスタムポイントを紹介します。
カスタムの方向性を決めるのが第一歩
VRX400は「クラシック」「カフェレーサー」「ボバー」「ストリート」など、さまざまなスタイルに変化できる柔軟性があります。まずはカスタムの方向性を決めることが大切です。
例えば、純正のデザインを活かしたライトなカスタムにするのか、フルカスタムでガラリと雰囲気を変えるのかで選ぶパーツも変わってきます。
おすすめカスタム①:マフラー交換で音と見た目を変える
VRX400はノーマルでも歯切れの良いサウンドですが、社外マフラーに交換することで重低音を強調でき、スタイルにアクセントを加えることが可能です。
たとえばRPM、モリワキ、ウィンマッコイ製などのスリップオンマフラーは比較的入手しやすく、ボルトオンで装着可能。ボバー風カスタムならショートメガホンタイプも人気です。
おすすめカスタム②:シート交換でスタイルと快適性アップ
純正シートはやや厚みがあり、ツーリングには向いていますが、カスタムとしてはスタイリッシュさに欠ける部分も。フラットシートや段付きシートに交換することで、カフェレーサー風やボバー風のルックスに近づきます。
さらに、自作でシートベースを加工したり、ショップ製のタックロール入りカスタムシートを使えば一気に雰囲気が変わります。
おすすめカスタム③:ハンドル交換でポジションと雰囲気を変える
セパハンやバーハンドル、アップハンドルへの交換は操作性だけでなく、バイクの印象そのものを変える大きなポイントです。
カフェ風にしたいなら低めのセパレートハンドル、ボバーならワイドなドラッグバーやミニエイプバーが人気。ケーブルの長さや取り回しに注意して選びましょう。
おすすめカスタム④:灯火類やミラーなどの小物カスタム
ウインカーやテールランプ、ミラーなどの小物系パーツは手軽に印象を変えられるカスタムです。特に小型LEDウインカーや丸型テール、バーエンドミラーは人気。
また、メーターユニットの交換や移設、ヘッドライトをベーツライトに変更するなどのカスタムで、クラシック感をより強調できます。
おすすめカスタム⑤:タイヤやホイールで足元をドレスアップ
足元の印象はバイク全体の印象に直結します。タイヤをブロックパターンにするだけで一気にストリート風に。
ホイールに手を入れる場合は、スポークホイールのリメイクやパウダーコート塗装などもおすすめ。ブレーキディスクやキャリパーの色変更でも精悍さが増します。
まとめ:VRX400は“ひと手間”加えるだけで映えるカスタムベース
ホンダVRX400ロードスターは、構造がシンプルで作業しやすく、カスタムの自由度も高いため、自分だけのスタイルを作りやすいバイクです。
まずはマフラーやシート、ハンドルなどの“見た目と実用性の両立”ができるパーツから手をつけて、自分の理想の1台をじっくり作り上げていく楽しみを味わいましょう。
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