原付スクーター「レッツ2」はその軽快さと手軽さで人気ですが、マフラーの劣化や交換によって音が大きくなり、近隣トラブルや乗っていて気になる…という悩みも少なくありません。今回は、レッツ2のマフラー音を静かにする方法について、交換・補修・静音グッズなど複数の視点から解説します。
マフラー音が大きい原因とは?
マフラー音がうるさい主な原因は「サビ・穴あき」「消音材の劣化」「社外品マフラーによる音質変更」などが挙げられます。特に年数が経った純正マフラーでは内部のグラスウール(吸音材)が焼け落ち、音が大きくなることがあります。
また、排気漏れしている場合は排気音が「バリバリ」と目立つ音に変化します。このような場合は、外部からの補修だけでなく、内部構造の見直しが必要になります。
新品の純正マフラーに交換すれば静かになる?
結論から言うと、新品の純正マフラーに交換すれば、音は静かになります。純正マフラーは消音性能が高く、設計も厳格なため、エンジン音が穏やかになります。特に中古で状態が悪いマフラーを使用している場合、交換による静音効果は高いです。
ただし、同じ純正でも「再塗装されたもの」や「補修歴のある中古品」では、期待する効果が得られない可能性があるため、新品を選ぶのが確実です。
社外マフラーでは静音できないのか?
社外マフラーの多くは「抜けの良さ」や「パワーアップ」を重視しており、音量が大きくなる傾向にあります。静音タイプの社外マフラーも存在しますが、レッツ2対応で信頼できるブランドの製品を選ぶことが重要です。
例えば、デイトナやエンデュランスなどのメーカーでは「政府認証」または「JMCA認定」のマフラーがあり、騒音規制をクリアしているため静音性にも配慮されています。
補修で静音効果を高める方法
交換以外にも、マフラーの継ぎ目や穴に「耐熱パテ」や「アルミテープ」「マフラーバンド」で補修することで、排気漏れを防いで静かにできる場合があります。
また、インナーサイレンサー(消音バッフル)を社外マフラーに装着することで音量を抑えることも可能ですが、エンジン特性が変わるため注意が必要です。
静かにしたいなら純正+メンテナンスが最適
もっとも静音性を求めるなら、純正マフラー+定期的なメンテナンスがベストです。音が大きいまま走行すると、ご近所とのトラブルや違法改造とみなされる恐れもあります。
実際に、筆者の知人が10年使用したレッツ2に新品純正マフラーを取り付けたところ、アイドリング音が劇的に静かになり、走行中も耳障りなノイズが軽減されました。
まとめ
レッツ2のマフラー音がうるさいと感じたら、まずは純正マフラーの状態を確認し、可能であれば新品への交換をおすすめします。社外品を選ぶ場合も、静音仕様かつ信頼性のあるメーカー製品を選びましょう。
- 純正マフラー(新品)は静音性が高くおすすめ
- 社外マフラーは静音タイプを選ぶ
- 排気漏れには耐熱パテなどで補修を
- 定期的なメンテナンスも音対策に有効
快適な通勤や街乗りのために、マフラー音の見直しはぜひ検討してみてください。
コメント