ヘッドライトのウレタンクリア塗装は何番まで磨く?10年落ちの黄ばみ・クラック補修の失敗しにくい手順

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10年前後経過した車のヘッドライトは、黄ばみや表面の細かいクラック(縮緬模様のような傷)が発生しやすくなります。そこで人気なのが研磨後のウレタンクリア塗装ですが、「どこまで磨けばいいのか」で迷う方は非常に多いです。1000番で止めるという話もあれば、コンパウンドでツルツルにするという意見もあり、情報が多く混乱しやすい部分です。この記事では、ウレタンクリア塗装前の適切な研磨工程について整理します。

結論:ウレタンクリア前はツルピカにしすぎない方が一般的

ウレタンクリア塗装前は、極端に鏡面仕上げまで磨かない方が一般的です。

理由は塗料の密着性です。

9500番コンパウンドで完全鏡面にすると、塗膜が食いつきにくくなる場合があります。

多くの場合は1500〜2000番程度で仕上げ、その細かい研磨傷を足付けとして利用します。

工程 目安
劣化層除去 400〜600番
傷消し 800〜1000番
仕上げ 1500〜2000番
脱脂後塗装 コンパウンドなし

400番スタートはクラック次第

軽い黄ばみだけなら400番は少し粗い場合があります。

しかし縮緬状のクラックが入っているなら、劣化した表面層をしっかり落とす必要があります。

ただし深いクラックは完全には消えないケースもあります。

深追いするとヘッドライト自体を削り過ぎるリスクもあります。

様子を見ながら削るなら、最初は600番から試す人も少なくありません。

ダブルアクションポリッシャー使用時の注意点

ダブルアクションは扱いやすいですが、熱の発生には注意が必要です。

樹脂ヘッドライトは熱に弱いため、一点集中すると変形や白濁につながることがあります。

  • 同じ場所に当て続けない
  • 低〜中速で使用する
  • 水分を適度に使用する
  • エッジ部分は特に慎重に作業する

特に角部分は削れやすいため注意が必要です。

ホルツのウレタンクリアで失敗しやすいポイント

塗装自体よりも下地処理不足で失敗するケースが多くあります。

代表的なのは以下のような例です。

失敗例 原因
後で剥がれる 脱脂不足・磨き過ぎ
白っぽくなる 湿度・厚塗り
ゆず肌が強い 塗布距離や吹き方
クラック再発 劣化層除去不足

研磨後はシリコンオフなどで十分脱脂してから塗装するのが重要です。

実際の作業例

10年落ちで軽い黄ばみと細かいクラックなら、次のような流れが比較的多く見られます。

600番→800番→1000番→1500番→2000番→脱脂→ウレタンクリア数回塗布という流れです。

塗装前にコンパウンドで鏡面化は行わず、そのままクリアを吹く方法が採用されることが多いです。

まとめ

ヘッドライトのウレタンクリア塗装では、極端な鏡面仕上げより適度な足付けを残す方が密着性の面で有利になることがあります。

10年前後のヘッドライトなら、400〜600番で劣化層を除去し、最終的に1500〜2000番程度で仕上げる流れが比較的使われます。

作業の成否は塗装そのものより、劣化層除去と脱脂が大きく左右するポイントになります。

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