車のLEDリフレクターランプにON/OFFスイッチを追加する方法と配線のポイント

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LEDリフレクターランプの配線にスイッチを追加する理由

LEDリフレクターランプは、夜間の視認性を高めるために取り付けることが多く、ブレーキやポジションに連動して点灯します。しかし、状況によってはこれらのランプをOFFにしたい場合もあります。そこで、ON/OFFスイッチを追加することで、必要に応じてランプの点灯を制御することが可能になります。この記事では、配線にスイッチを追加する方法と注意点について解説します。

配線の基本とON/OFFスイッチの取り付け

LEDリフレクターランプの配線は、ブレーキ、ポジション、アースの3本で構成されています。スイッチを追加する際の一般的な手法は、アース線にスイッチを設置して電流を遮断する方法です。ただし、配線の取り回しには注意が必要です。

1. アース線にスイッチを付けても問題ないか?

アース線にスイッチを取り付けることは技術的には可能ですが、配線の不備や接触不良があると、ランプが点灯しない、もしくは誤作動を起こす可能性があります。一般的には、電流の流れを遮断する役割のため、プラス側(ブレーキやポジション線)にスイッチを取り付ける方が安全で確実です。しかし、アース線でのスイッチ設置もできなくはありません。

2. 左右のアース線を1本にまとめることは可能か?

左右のアース線を1本にまとめて、車両本体に接続することは可能です。アースは共通化することができるため、左右のLEDリフレクターランプのアース線を1本にまとめ、1箇所に接続することで配線を簡略化できます。ただし、接続点が確実に車両本体の金属部分にしっかりと接触していることを確認してください。

スイッチの選び方と取り付けの注意点

スイッチを選ぶ際は、防水性能があるものや、適切な電流容量を持つスイッチを選ぶことが重要です。また、配線を行う際には、以下の点に注意してください。

  • 接続部の絶縁:接続部分はしっかりと絶縁処理を行い、ショートを防ぎます。
  • 確実なアース接続:アース接続は車両本体の金属部分にしっかりと固定し、電気的に良好な接触を確保します。
  • 配線の保護:配線は配線カバーやチューブを使用して保護し、振動や摩耗から守ります。

まとめ

LEDリフレクターランプにON/OFFスイッチを追加することで、必要に応じてランプを制御することが可能になります。アース線にスイッチを設置することも可能ですが、より確実な方法としてプラス側にスイッチを取り付けることをおすすめします。左右のアース線を1本にまとめることも問題ありませんが、確実な接続を行い安全に使用できるよう注意しましょう。専門的な作業となるため、不安な場合は信頼できる整備工場や電装専門店に依頼することを検討してください。

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