バルカン400にお乗りの方で、現在使用中のスラッシュカットマフラーの音量を調整したいとお考えですね。車検対応のJMCA認証マフラーであれば、サイレンサーを抜くことで音量を変えることが可能です。しかし、正しい手順を踏まなければ破損や安全面でのリスクが発生することもあります。この記事では、サイレンサーを取り外す手順とその際の注意点について詳しくご紹介します。
サイレンサーの取り外し準備
まず、サイレンサーを抜く作業を開始する前に、必要な工具やスペースを確認しましょう。リベットを外しているとのことですので、残りの取り外し工程に移る前に以下の点を確認しておくとスムーズです。
また、作業は屋外か十分に換気された場所で行い、安全のため手袋やゴーグルを着用しましょう。バイクの振動や工具による怪我を防ぐために安全対策を行うことが大切です。
サイレンサーの取り外し手順
リベットを外した後、サイレンサーが引き抜ける状態である場合が多いですが、長期間の使用で内部のカーボンが詰まっていると引き抜きが難しいこともあります。その際は以下の手順を試してみてください。
- サイレンサー周辺に浸透油を少量スプレーし、10分ほど待ってから引き抜きます。
- ラバーハンマーなどで軽くマフラー外側をたたき、サイレンサーがゆるむようにします。
- 動きが出たら、引き抜き用のプライヤーやピックツールを使用して少しずつ外します。
取り外し後の注意点:音量や車検対応について
サイレンサーを取り外すと、排気音がかなり大きくなることが予想されます。音量が増すとバイクの存在感が増し、楽しさも倍増しますが、近隣住民や交通ルールに配慮することが大切です。また、音量が車検対応基準を超える場合があるため、公道走行や次回の車検前にサイレンサーを再装着するか、新しいサイレンサーの装着を検討しましょう。
車検対応マフラーの選び方とカスタマイズのポイント
もしサイレンサーの取り外しだけでは理想の音量に達しない場合、他の車検対応マフラーやバッフルの変更を検討してみるのも一つの手です。各メーカーからさまざまなサイレンサーオプションが販売されており、バルカン400に適したものを選ぶことで、音量やトルクに調整を加えつつ車検もクリアできるケースが多いです。
まとめ:安全とルールを守ってカスタムを楽しもう
バルカン400のスラッシュカットマフラーの音量調整は、正しい手順で行えば理想の音量が実現できます。ただし、音量が大きくなることで周囲に迷惑がかからないよう十分配慮しましょう。また、車検対応であることを確認し、必要に応じて再装着も検討することで、安全で楽しいバイクライフが続けられます。
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