スズキのVストロームシリーズはアドベンチャーバイクの中でも人気が高く、250SXや800のように幅広い選択肢があります。身長168cmで短足体型の方にとって、足つき性や安定性はとても重要です。この記事では、250SXと800の足つきに関するポイントや乗り心地を紹介し、快適に乗りこなせるかを解説します。
1. Vストローム250SXの足つき性について
Vストローム250SXは比較的コンパクトなアドベンチャーバイクで、800や650XTと比べると座席の高さはやや低めです。168cmで足つきが気になる場合、250SXは両足のつま先がしっかりと着地することが期待できます。また、250ccクラスのため軽量で取り回しもしやすく、停止時の安定性も良好です。
250SXに乗った経験のある方からは、特に日本人向けの設計がされているため、身長170cm以下のライダーにも安心感があるとの声が多く聞かれます。ツーリングの際の信号待ちなどでも比較的安定しており、足元の心配は少ないでしょう。
2. Vストローム800の足つき性と特徴
一方、Vストローム800はアドベンチャー仕様により高めのシート高設定がなされており、250SXに比べて足つき性にはやや不安があるかもしれません。ただし、スズキのVストロームシリーズ全体に共通している低重心の設計により、車体のバランスは良好で、片足での支えも慣れれば安定しやすいでしょう。
体重が80kg程度であれば、サスペンションの沈み込みが多少あり、足つきにもわずかに寄与します。片足支えがしやすいかどうかは、250SXよりもやや難しいものの、慣れてくると特に問題はなくなるはずです。
3. 650XTとの比較:両足つきが難しいが片足支えは可能
650XTにレンタル経験があるということから、Vストロームシリーズの足つき感覚にはある程度の慣れがあると言えます。650XTがつま先バレリーナ状態だった場合、800では片足支えが必要になる可能性がありますが、650XT同様にお尻をずらす必要もなく車体を支えられるでしょう。
800は650XTと同様のアドベンチャー特性を備えているため、信号待ちや低速走行時の足つき性に慣れることは大切です。特に山道での操作においては、片足支えの安定感を意識した練習をおすすめします。
4. 足つきが不安な場合の対策:ローシートやカスタム
足つきが不安に感じる場合、ローシートの導入やシートの削り加工などのカスタムも選択肢として考えられます。また、ブーツの底を厚くすることで数センチの高さを補う方法も効果的です。これにより、停車時の安定感が増し、バイクへの安心感がさらに向上します。
まとめ:250SXと800の選び方
スズキVストローム250SXと800無印は、168cmの体型であっても適切に選べば快適に乗りこなせるモデルです。足つき性を重視するのであれば250SXが安定感が高くおすすめですが、長距離ツーリングなどの本格的な用途を考えるならば、800無印も選択肢として十分です。自身の運転スキルや目的に合ったモデルを選び、スズキのアドベンチャーバイクの魅力を楽しみましょう。
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