PCXにデイトナ製ドラレコM802WDをフロントカウル内に取り付ける際の注意点と対策

カスタマイズ

PCXにデイトナ製のM802WDドラレコを取り付ける際、フロントカウル内の平らなスペースに設置を考えている方も多いでしょう。穴を空けずに配線を行いたい場合、フロントカウル内のスペースが適していることがあります。しかし、取り付けに関していくつか注意点やデメリットも考慮する必要があります。この記事では、そのような取り付け方法のメリットとデメリットを解説します。

フロントカウル内に取り付けるメリット

フロントカウル内にドラレコを設置する最大のメリットは、メットインスペースを利用せず、穴を空けずに配線できる点です。これにより、車両の外観を損なうことなく、配線をスッキリとまとめることができます。

また、カウル内の平らなスペースに取り付けることで、配線の取り回しが比較的簡単になります。特に、バイクのフロント部分にあるスペースは、アクセサリー類の取り付けに便利な場所としてよく利用されます。

フロントカウル内取り付けのデメリット

一方で、フロントカウル内にドラレコを設置する際にはいくつかのデメリットがあります。まず、カウル内のスペースには制約があり、ドラレコ本体が設置できる場所を見つけるのが難しい場合があります。特に、PCXのように限られたスペースでは、設置場所の選定に工夫が必要です。

さらに、カウル内に取り付けると、風圧や振動の影響を受けやすくなる可能性があります。これにより、ドラレコが安定しない、または撮影に影響を与える可能性があるため、しっかりと固定することが重要です。

IP65防水性能の評価と設置場所の影響

デイトナ製のM802WDは、IP65の防水性能を持っています。この性能は、雨や水しぶきから本体を保護するため、基本的には雨天でも使用可能ですが、長時間の水没や強い水流に対しては耐性が低いことに注意が必要です。

フロントカウル内に設置することで、雨天時でも比較的保護された場所にドラレコを設置できるという利点がありますが、設置場所によっては水滴や湿気が溜まりやすい場合があります。このため、防水性能に関しては問題がない場合でも、湿気対策や定期的なメンテナンスが推奨されます。

SDカードアクセスの不便さと対策

フロントカウル内にドラレコを設置すると、SDカードへのアクセスが難しくなることがデメリットです。通常、ドラレコは設定変更や録画データの取り出しを行うためにSDカードの取り出しが必要ですが、フロントカウル内の設置場所ではアクセスが手間になります。

この問題を解決するためには、録画データを頻繁に取り出す必要がない場合や、Wi-Fi機能を使ってデータ転送を行う方法を検討することが考えられます。Wi-Fi機能を使えば、スマートフォンから直接データを確認・保存することが可能です。

まとめ:フロントカウル内への取り付け方法の考慮点

PCXにデイトナ製M802WDをフロントカウル内に取り付ける際には、配線の簡便さや外観の保護といったメリットがありますが、取り付け場所の選定や風圧・振動の影響、SDカードへのアクセスの不便さなどのデメリットも存在します。

防水性能に関しては、IP65の仕様により問題は少ないですが、湿気対策をしっかり行うことが重要です。また、SDカードの取り出しが面倒に感じる場合は、Wi-Fi機能を活用する方法を検討してみましょう。設置場所や使用方法に合わせて最適な取り付け方法を選ぶことが、長期的に安心して使用できるポイントとなります。

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