中古車を購入したいものの、貯金ゼロの状態でローンを組むことに不安を感じる方も多いでしょう。特に、180万円のフルローンを組んでしまうと、返済負担が重くなり生活に影響を与える可能性があります。本記事では、ローンを組む際のリスクと代替案について詳しく解説します。
180万円の中古車をフルローンで購入するリスク
フルローンで車を購入することには、以下のようなリスクが伴います。
- 毎月の返済負担が増える: 5年払い(月3.1万円)でも、生活費が圧迫される可能性がある。
- 維持費の負担も大きい: 自動車保険、車検、ガソリン代、修理費などを考慮する必要がある。
- 突発的な出費に対応しにくい: 貯金がないため、万が一の出費(病気、事故など)に対応できないリスクが高まる。
月々の支払いシミュレーション
以下のように、ローン返済に加えて車の維持費も考慮すると、予算の厳しさが浮き彫りになります。
項目 | 月額費用(概算) |
---|---|
ローン返済(5年・金利2%) | 31,000円 |
自動車保険 | 8,000円 |
ガソリン代 | 10,000円 |
車検・メンテナンス(年10万円換算) | 8,000円 |
合計 | 57,000円 |
現在の月収(手取り23万円)と支出(16~18万円)を考慮すると、車の維持費を加えた総支出は限界に近くなることがわかります。
より安全な選択肢とは?
車を購入すること自体は問題ありませんが、負担を減らしながら購入する方法を検討するのが得策です。
1. 車両価格を抑える
180万円の車ではなく、100万円以下の車を検討することで、月々の負担を軽減できます。
2. 頭金を貯めてから購入
数ヶ月間、毎月3万円ずつ貯金すれば、半年後には約18万円の頭金を準備できます。頭金を入れることでローン負担が減り、支払いも楽になります。
3. 月々の返済額を減らす
7年ローン(月2.3万円程度)にすることで、負担は減りますが、支払い総額が増えてしまうため、慎重に判断する必要があります。
4. 軽自動車や燃費の良い車を選ぶ
維持費を抑えるため、燃費の良い軽自動車やハイブリッド車を選ぶのも良い方法です。
まとめ:ローンを組む前に冷静な判断を
180万円の中古車をフルローンで購入すると、月々の負担が増え、生活に支障をきたすリスクがあります。以下のポイントを意識しましょう。
- 毎月の支払い負担を計算し、無理のない範囲でローンを組む。
- 頭金を用意してローン負担を軽減する。
- 必要最低限の車を選び、支出を抑える。
車は長期的な支出になるため、慎重に判断し、無理のない範囲で購入することが重要です。
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