30セルシオ後期のV8エンジン特有のドロドロ音を強調する方法

中古車

30セルシオ後期のV8エンジンは、その滑らかな回転と力強いサウンドが魅力ですが、V8特有の「ドロドロ音」をさらに強調したいと考えている方も多いでしょう。すでにリアピースストレートに変更済みの場合、さらなる音質の強調には追加のカスタムが必要です。本記事では、V8のドロドロ音を際立たせる方法について解説します。

1. フロントパイプと中間パイプの変更

リアピースストレートに変更済みであれば、次にフロントパイプや中間パイプのカスタムが有効です。

フロントパイプ交換

フロントパイプ(エキゾーストマニホールドから中間パイプに接続する部分)をストレート化することで、排気効率が向上し、ドロドロ音がさらに強調されます。ただし、排気音が大きくなるため、音量規制には注意が必要です。

中間パイプの変更

中間パイプにあるサイレンサーを撤去、または小型のものに変更することで、低音成分が増し、より太くドロドロとしたサウンドになります。

2. エキゾーストマニホールド(EXマニ)の交換

V8エンジン特有のサウンドを強調するためには、エキゾーストマニホールド(EXマニ)の交換も効果的です。

等長or不等長マニホールドの選択

純正マニホールドは等長設計になっていることが多いため、不等長タイプのマニホールドに変更することで、V8特有の不均等な排気サウンドを作り出すことができます。不等長にすることで、独特のリズム感が強まり、ドロドロとした音がより顕著になります。

3. Xパイプ・Hパイプの導入

V8エンジンのエキゾーストは左右バンクに分かれていますが、XパイプやHパイプを取り付けることで音質が変化します。

Xパイプ

左右の排気を交差させることで排気の流れをスムーズにし、高音域が強調されますが、ドロドロ感は若干薄れる傾向があります。

Hパイプ

Hパイプを入れることで低音域が増し、V8らしいドロドロとした音質がより際立ちます。

4. キャタライザー(触媒)の変更

触媒は排ガス規制のために設けられていますが、排気の流れを抑える要因のひとつでもあります。

スポーツキャタライザー

純正触媒よりも排気抵抗が少ないため、排気効率が向上し、低音が強調されます。

キャタストレート(競技用)

完全に触媒を取り外すキャタストレートにすることで、排気音は最大限に強調されます。ただし、公道走行不可のため、サーキット専用車両向けとなります。

5. 吸気系のチューニング

エキゾーストだけでなく、吸気系を変更することでも排気音の質に変化を与えることができます。

大口径エアインテークの導入

エアクリーナーを純正から社外品の大口径タイプに変更することで、エンジンの吸気効率が向上し、低速域のレスポンスと共に、ドロドロ音がより強調されることがあります。

エアクリーナーボックスの取り外し

ボックスを撤去し、オープンタイプのエアフィルターを導入することで、エンジンの吸気音も強まり、より迫力のあるサウンドに変化します。

6. まとめ:自分に合ったカスタムを選択しよう

V8エンジンのドロドロ音を強調するためには、以下のカスタムが有効です。

  • フロントパイプ・中間パイプの変更(サイレンサーの撤去・ストレート化)
  • エキゾーストマニホールドの交換(不等長マニホールドでドロドロ感アップ)
  • Xパイプ・Hパイプの導入(Hパイプの方が低音強調)
  • スポーツキャタライザーの導入(排気効率を向上)
  • 吸気系の変更(大口径エアクリーナー・オープンフィルターの導入)

これらのチューニングを組み合わせることで、より理想的なV8サウンドを実現することができます。ただし、音量規制や車検適合性には注意が必要ですので、カスタムを行う際は法規制も考慮して選択するようにしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました