二輪の卒検はどこまで許される?減点基準と合格の判断ポイント

運転免許

二輪免許の卒業検定(卒検)では、走行中のミスが合否にどれほど影響するのか不安に思う人も多いでしょう。特に、スラロームやクランクでの小さなミス、タイムオーバーがどの程度減点されるのか気になるところです。本記事では、卒検の減点基準や、試験中のミスが合否にどう影響するかを詳しく解説します。

二輪卒検の減点方式と合格基準

二輪の卒検は、100点満点からの減点方式で採点され、70点以上で合格となります。つまり、ミスをしても即不合格にならなければ、減点が合格ライン内に収まっていれば合格となる可能性があります。

卒検での主な減点項目と減点数は以下の通りです。

ミスの内容 減点
スラロームタイムオーバー(0.3秒程度) -5点程度
縁石に軽く接触 -5~10点
一本橋の落下 -20点
クランク・スラロームでパイロン接触 -20点
転倒・エンスト(状況による) -10~20点

このように、スラロームでのわずかなタイムオーバーや軽い接触は致命的ではなく、合格の可能性は十分にあります。

即不合格になるミスとは?

一方で、以下の行為は重大なミスと判断され、即不合格となることがあります。

  • クランクやスラロームでパイロンに激しくぶつかる(転倒やコース逸脱)
  • 一本橋の落下
  • 交差点での一時停止無視
  • 安全確認不足(目視確認なし)
  • 重大な速度超過やふらつき

前の受験者が「クランクとスラロームでパイロンにぶつかって即帰らされた」ケースは、相当大きなミスであった可能性が高いです。

卒検終了後の待機時間と合格の可能性

卒検終了後、待機室で結果を待つ時間がある場合、即不合格の判断がなされていない可能性が高いです。試験官は全員の走行を採点し、総合的に判断するため、一人のミスだけでは即結果を伝えられないことが多いです。

つまり、試験終了後に即帰らされなかった場合、合格の可能性は十分にあります。

合格しやすい走行のポイント

卒検では、細かい減点を抑えるために以下のポイントを意識しましょう。

  • 安全確認を確実に行う(目視・指差し確認を意識)
  • スラロームや一本橋では焦らずリズムを意識
  • 無理にコースを立て直そうとしない(ミスしても冷静に次の動作へ)

実際の走行では、「ミスを引きずらず、その後の操作を落ち着いて行うこと」が合格のカギになります。

まとめ

二輪の卒検では、スラロームの0.3秒オーバーや軽い縁石接触は即不合格にはならず、合格の可能性は十分にあります。

重要なのは、重大なミス(パイロン激突や一本橋落下など)を避け、安全確認を徹底することです。卒検後にすぐに帰らされていない場合は、減点内に収まっている可能性が高いので、結果発表を落ち着いて待ちましょう。

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