CB400SFは長年にわたり人気を誇るホンダのネイキッドバイクであり、モデルチェンジを重ねながらもデザインやパーツの共通性が多いバイクです。しかし、NC42後期型にNC42前期型やNC39のサイドカバーが流用できるのかという点については、細かな違いを理解する必要があります。
CB400SF NC42後期型・前期型・NC39の違い
まず、NC42後期型・前期型・NC39の基本的な違いを確認しておきましょう。
- NC39(2000年~2006年):キャブレター仕様で、フレームデザインがNC42と若干異なる。
- NC42前期型(2007年~2013年):FI(フューエルインジェクション)仕様に変更され、エンジンやフレームの細部が変更。
- NC42後期型(2014年~2022年):LEDヘッドライト採用や各種改良が施され、外装パーツのデザインも微妙に変更。
NC42後期型にNC42前期型のサイドカバーは装着可能か?
NC42前期型と後期型は基本的なフレーム形状が共通しているため、サイドカバーの取り付けピン位置や形状も大きな変更はありません。そのため、基本的には流用可能ですが、デザインや色の違いがあるため、装着後の見た目に違和感が出る可能性があります。
また、一部のモデルではサイドカバーの固定用クリップの形状が異なる場合があるため、取り付けには微調整が必要となることがあります。
NC42後期型にNC39のサイドカバーは装着可能か?
NC39のサイドカバーは、NC42とはフレーム形状が若干異なるため、基本的にポン付けは不可です。
しかし、サイドカバーの取り付けピンやクリップの位置を加工することで装着できる場合もあります。具体的には、以下のような方法が考えられます。
- 取り付けピンの位置を調整する(穴あけ加工など)
- 固定用クリップを変更する
- 一部をカットしてフィットさせる
ただし、NC39のサイドカバーはNC42のデザインと微妙に異なるため、全体のバランスが崩れる可能性があります。
流用する際の注意点
サイドカバーの流用を検討する際は、以下の点に注意しましょう。
- 取り付けピンの位置:前期型と後期型ではほぼ同じですが、NC39は異なる。
- 固定方法:ネジやクリップの位置が微妙に違う可能性がある。
- 塗装の違い:カラーリングが異なるため、塗装の違和感を考慮する。
- パーツの強度:加工時に破損する可能性があるため、慎重に作業する。
まとめ
CB400SF NC42後期型にNC42前期型のサイドカバーは基本的に流用可能ですが、デザインやクリップ形状に若干の違いがあるため、細かい調整が必要になる場合があります。
一方、NC39のサイドカバーはフレーム形状が異なるため、ポン付けは難しく、加工が必要になります。見た目や取り付けの難易度を考慮しながら、適切なカスタム方法を選びましょう。
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