車高調のショックアブソーバの戻りが早い?へたりの判断基準と対処法

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車高調のショックアブソーバの戻りが早く感じた場合、それはへたり(劣化)が原因なのでしょうか?本記事では、ショックアブソーバの動作の異常を判断する方法や、へたりのサイン、適切な対処法について解説します。

ショックアブソーバの戻りが早いとは?

ショックアブソーバは、走行中の車体の振動を吸収し、安定した走行をサポートする重要なパーツです。通常、縮んだ後にゆっくりと戻るのが正常ですが、以下のような状態になった場合は異常のサインかもしれません。

  • 手で押し込むとスムーズに戻るが、戻りが速すぎる
  • 跳ねるように戻る感覚がある
  • 減衰力の調整をしても変化が感じられない

ショックアブソーバのへたりを判断する方法

ショックアブソーバが劣化しているかを判断するには、以下の方法を試してみてください。

1. オイル漏れの有無をチェック

ショックアブソーバにはオイルが封入されており、これが漏れている場合は明らかに寿命です。ショック部分に油がにじんでいるかを確認しましょう。

2. 車体を押して揺れ方を確認

車のボンネットやトランク部分を手で押し込んでみて、放した後の揺れ方をチェックします。

  • 正常なら1回揺れて戻る
  • 2回以上揺れる場合、ショックが弱まっている可能性が高い

3. 走行中の異変を確認

以下のような症状が出ている場合は、ショックアブソーバの劣化が疑われます。

  • 路面のギャップを越えた後の揺れが長く続く
  • 高速走行時に車体がフワフワする
  • コーナリング時に踏ん張りが効かず、不安定になる

ショックアブソーバがへたっていた場合の対処法

もしショックアブソーバが劣化している場合、以下の対策を検討しましょう。

1. 減衰力の調整を試す

調整式の車高調であれば、減衰力をハード側に調整してみることで、ある程度フィーリングを改善できることがあります。ただし、オイル漏れや内部劣化が進んでいる場合は根本的な解決にはなりません。

2. リビルト品・新品に交換する

ショックアブソーバは消耗品です。5万km以上走行している場合や、劣化が進んでいる場合は、リビルト品や新品に交換するのがおすすめです。

3. オーバーホールを検討

車高調の種類によってはオーバーホール可能なものもあります。新品よりもコストを抑えてリフレッシュできるため、愛用の車高調を長く使いたい場合に有効です。

まとめ

ショックアブソーバの戻りが早く感じる場合、へたりが進んでいる可能性があります。オイル漏れの有無、車体の揺れ、走行中のフィーリングを確認し、異常があれば交換やオーバーホールを検討しましょう。適切なメンテナンスを行うことで、安全かつ快適な走行を維持することができます。

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