OBDIIからレーダー探知機への給電に関する質問とその解決法

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OBDIIからレーダー探知機への給電について、レーダー探知機を使用する際に発生する「闇電流」や電源の取り方に関する疑問を解消するために、いくつかの要点を解説します。この記事では、OBDIIから給電する方法や、車の電装品を使用した際の影響について詳しく解説します。

OBDIIからの給電と闇電流の流れについて

OBDII(オンボードダイアグノスティクス)は車両の診断機能を提供するために使われるインターフェースですが、レーダー探知機に給電する際に「闇電流」という現象が発生することがあります。コムテックのHPでは、OBDIIからは1mAほどの待機電流が流れるとされていますが、これはレーダー探知機がオフの状態でも流れる電流です。

そのため、レーダー探知機本体をオフにしておけば、基本的に闇電流は流れませんが、実際には使い勝手を考えると本体のスイッチをいちいちオフにするのは面倒です。

レーダー探知機をオフにして闇電流を防止する方法

闇電流を防止するために、レーダー探知機本体のスイッチをオフにするのが最も簡単で効果的な方法です。しかし、日常的にレーダー探知機を使用する場合、この方法は実用的ではありません。

他の方法としては、レーダー探知機の電源を直接車の電源システムに接続するのではなく、OBDIIポートから別の配線を使って電源を取ることで、待機電流を防ぐ工夫が可能です。

OBDIIの常時電源から電源を取る方法

OBDIIポートには複数のピンがあり、常時電源を供給するピンもあります。レーダー探知機を常時電源に接続することで、エンジンをオンにしていなくてもレーダー探知機を使えるようになりますが、その際に使用するピンは通常、常時電源が供給されているピンです。

この場合、エンジンオフでもレーダー探知機の電源がオンになるため、車両のバッテリーに影響を与えることがあります。特に長期間駐車している場合は、バッテリーの消耗に注意が必要です。

ナビや他の電装部品との関係

車にはナビゲーションシステムをはじめ、多くの電装部品が取り付けられていることが多いですが、これらの電装部品も常時電源を使っています。そのため、ナビが常に電力を消費していることにより、車両のバッテリーに一定の影響を与えます。

レーダー探知機を新たに加えることだけでバッテリー上がりを引き起こすことはほとんどありませんが、長期間の駐車や他の電装品の使用状況によっては、バッテリーへの負担が増加する可能性があります。

まとめ

OBDIIからレーダー探知機への給電方法には、闇電流を防ぐための注意点や、常時電源の使い方に関するいくつかの工夫があります。レーダー探知機を使う際には、待機電流を防ぐ方法として本体スイッチをオフにするか、電源の接続方法を工夫することが推奨されます。また、他の電装品との併用により、バッテリーへの影響にも注意が必要です。

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