80系ヴォクシーのノーマル車高×ツライチ仕様はアリ?ローダウンしないカスタムの魅力と注意点

カスタマイズ

近年、ミニバンカスタムの幅は広がりを見せており、80系ヴォクシーもその代表的な車種のひとつです。特に「見た目を良くしたいけれど車高は下げたくない」というオーナーから、ノーマル車高での“ツライチ”カスタムが注目されています。本記事では、ローダウンせずに17インチホイールでツライチに仕上げるスタイルについて、メリットや見た目、注意点を解説します。

ノーマル車高×ツライチのカスタムはアリか?

結論から言うと、ノーマル車高でもツライチは十分アリです。特にミニバンは「家族も乗る実用車」という性格も持っており、実用性を損なわずに見た目を洗練させる方法として、車高を落とさずにホイールやオフセットで調整するスタイルは支持されています。

例えば、モデリスタの17インチホイールを装着し、適切なスペーサーやインセット調整でフェンダーギリギリに仕上げると、十分にスタンス系の雰囲気を演出可能です。乗り心地や段差のストレスも減るので、街乗りユースにはぴったりです。

車高を落とさない派の理由とメリット

ノーマル車高を維持する理由として、以下のような点が挙げられます。

  • 家族や子供の乗降性を確保したい
  • 段差・坂道・輪止めなどで車体を擦りたくない
  • 乗り心地の悪化を避けたい

特にミニバンは車高が高いからこそ乗りやすいという一面もあるため、無理に下げるよりはホイールでバランスを取るという選択も理にかなっています。

ノーマル車高ツライチの実例と見た目

実際の80ヴォクシーのオーナーの間では、17インチ+ノーマル車高+ツライチというスタイルは意外と人気があります。たとえば次のような組み合わせが好まれます。

  • ホイール:17インチ(7J〜7.5J)
  • インセット:+38〜+45前後
  • スペーサー:5mm〜10mmで微調整

フェンダーとのクリアランスを適切に保てば、スッキリとした清潔感ある見た目になり、チグハグ感もありません。モデリスタのエアロと組み合わせれば、なお洗練された印象になります。

ノーマル車高でも「中途半端」ではない理由

「ローダウンしないと中途半端」と感じるのは一部のカスタム文化に影響された声でもありますが、必ずしも万人向けの価値観ではありません。ノーマル車高×17インチのツライチ仕様は、機能と美観のバランスを重視する人向けの“完成されたスタイル”とも言えます。

見た目も大事だけれど、実用性や快適性を捨てたくないという方にとってはベストな選択肢であり、そうした姿勢はむしろスマートです。

注意点:ツライチを狙う際のチェック項目

ノーマル車高でツライチを目指す際は、以下の点に注意しましょう。

  • タイヤのはみ出しは車検NGになるため、フェンダーから1mmでも出ないよう調整を
  • スペーサーの取り付けはハブ径やハブリングにも気を配る
  • 実際の車両誤差や個体差もあるため、現車合わせが理想

ホイール購入前には、必ずショップと相談し、フェンダーからタイヤが“面一”になるよう調整するのがコツです。

まとめ:ノーマル車高のツライチは“アリ寄りのアリ”

80ヴォクシーにおけるノーマル車高×17インチツライチ仕様は、決して中途半端ではなく、むしろ実用性と見た目を両立したスタイリッシュな選択肢です。派手なローダウンを好まない方にとっては、成熟した大人のカスタムとも言えるでしょう。

最終的には、自分のライフスタイルや価値観に合ったカスタムを選ぶことが最も大切です。他人の意見に惑わされず、自分らしい“Z系ミニバンの楽しみ方”を貫いてみてはいかがでしょうか?

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