バイク個人売買はアリ?メリット・デメリットと注意点を徹底解説

中古車

最近では、バイクの個人売買がフリマアプリやSNSを通じて身近な選択肢となってきました。ショップを介さない取引は価格面での魅力がありますが、トラブルのリスクも含んでいます。この記事では、バイクの個人売買に関するメリット・デメリットや、安全に取引するためのポイントを解説します。

個人売買のメリットとは?

価格の安さは最大の魅力です。バイクショップでは中間マージンや整備費用が上乗せされますが、個人売買ではその分がカットされ、相場よりも安く手に入ることがあります。

また、ショップでは取り扱っていないようなレアな車種やパーツ付きのカスタム車両などが手に入る可能性もあり、探し方次第では“掘り出し物”に出会える楽しさもあります。

個人売買のデメリットとリスク

最大のリスクは購入後の保証がないことです。たとえば、購入直後にエンジンがかからない、ブレーキの効きが甘いなどの不具合があっても、原則として自己責任となります。

さらに、書類不備や名義変更のトラブル、盗難車だった場合など法的なリスクもあります。契約書を交わさず現金取引をしてしまうと、証拠も残りません。

安全な個人売買のためのポイント

  • 現車確認を必ず行い、走行テストも実施する
  • 車検証や登録証、整備記録などの書類の確認を忘れずに
  • 警察の窃盗照会で盗難車ではないか確認する
  • できれば売主と名義変更まで同席する
  • 契約書や支払い記録を残しておく(紙でもLINEスクショでも可)

実際にあった個人売買トラブル例

例1:学生が10万円で購入したバイクが実は事故歴あり。走行中に前輪が外れて転倒し大ケガ。保証は一切なく、病院代は自腹。

例2:ヤフオクで購入したバイクが盗難車で、警察に届け出たところ車両は押収。支払った代金は戻ってこず、出品者も逃亡。

こんな人に個人売買はおすすめ

ある程度の整備知識がある人、バイクの相場や部品の価値を理解している人にとっては、個人売買はコスパの高い選択肢となります。

逆に初心者やバイク購入が初めての人には、保証やサポートのあるショップ購入の方が安全で安心です。

まとめ:個人売買は賢く使えばお得、でも慎重に

バイクの個人売買は魅力もある一方、リスク管理を誤ると大きな損失にもなり得ます。最低限の知識と確認作業を怠らず、必要なら第三者(プロや行政書士)を間に入れることも検討しましょう。

「安い!」と思っても、確認と判断は慎重に。賢く安全に取引するために、準備と情報収集がカギです。

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