バイク初心者にとって、最初の1台選びは非常に大切です。特に身長162cm前後の方にとっては、足つきの良さ、軽さ、高速道路での安定性などが大きな判断材料となります。本記事では、カワサキ「Ninja400」、ホンダ「CBR400R」「CBR250RR」、ヤマハ「YZF-R3」の4車種を徹底比較し、足つきや扱いやすさを重視する初心者の方におすすめのポイントを紹介します。
身長162cmでも安心?各車種のシート高と足つき性
まず気になるのは足つき性。下記は各モデルのメーカー公表シート高(地面からシートまでの高さ)です。
車種 | シート高 |
---|---|
CBR400R | 785mm |
Ninja400 | 785mm |
CBR250RR | 790mm |
YZF-R3 | 780mm |
この中で最も低いのはYZF-R3の780mmです。162cmの身長であれば、足裏の半分以上が接地する安心感が期待できます。ただし、シート形状や車体幅によっても足つき感は変わるため、可能なら実車での跨り確認がおすすめです。
車両重量で比べる:軽さは取り回しのしやすさに直結
初心者にとって「バイクの軽さ」は、取り回しや立ちごけリスクを軽減する大事な要素です。
車種 | 車両重量 |
---|---|
CBR400R | 192kg |
Ninja400 | 167kg |
CBR250RR | 168kg |
YZF-R3 | 169kg |
最軽量はNinja400で167kg。400ccのパワーを持ちながら250cc並の軽さで、扱いやすさに定評があります。足つきと合わせて、取り回しやすさもバランスよく備えています。
高速道路の走行性能:250ccと400ccで差がある?
高速道路走行を想定する場合、余裕のあるエンジン出力が安心につながります。
- Ninja400/CBR400R:パワーとトルクがしっかりしており、追い越しや登坂時も余裕あり。
- CBR250RR/YZF-R3:最高速度は十分だが、高速巡航時の回転数が高めで疲れやすい傾向。
もし日常的に高速道路を使うなら、400ccのモデルが快適性で優位です。一方で、たまのツーリング程度なら250ccでも十分こなせます。
初心者にとっての扱いやすさと実例
操作のしやすさや、初心者に優しい特性も重要です。CBR400Rはアップライトなポジションで視界が広く、リラックスして乗れるため、教習所からの乗り換えにも違和感が少ないモデルです。
Ninja400はクラッチが軽く、取り回しが楽。YZF-R3はスリムなボディと軽快なハンドリングで街乗りにも適しています。CBR250RRは250ccとは思えないほど高性能ですが、やや前傾姿勢でスポーティな操作感が求められるため、最初の1台としては好みが分かれるかもしれません。
まとめ:身長162cm・初心者向けのベストチョイスは?
足つき性、軽さ、高速対応、そして扱いやすさを総合的に見たとき、最もバランスが取れているのは「Ninja400」です。軽量で足つきも良好、400ccの余裕がありながら初心者でも安心して扱えるモデルです。
女性ライダーや体格に不安のある方でもYZF-R3は非常に好相性。250ccのパワーでも十分という方には、こちらもおすすめです。最終的には実車での跨り確認が一番確実なので、ぜひ販売店で相談しながら選んでみてください。
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