AF27スーパーディオのパワーフィルター&チャンバー装着時のセッティング完全ガイド

カスタマイズ

ホンダ・スーパーディオ(AF27)をカスタムする際、パワーフィルターやチャンバーの装着は定番のチューニング手法です。しかし、これらのパーツを取り付けると、キャブレターや駆動系のセッティングが必要となります。本記事では、AF27におけるメインジェットの選定やハイスピードプーリー、ウエイトローラーの調整方法について詳しく解説します。

AF27に対応するメインジェットの選定

AF27の純正キャブレターには、ケイヒン製の丸型小サイズのメインジェットが使用されています。純正の番手は#75または#78が一般的です。パワーフィルターやチャンバーを装着する場合、吸気効率や排気効率が向上するため、燃料供給量を増やす必要があります。そのため、メインジェットの番手を上げることが推奨されます。

具体的には、パワーフィルター装着時には2〜5番、チャンバー装着時には5〜20番程度大きい番手を選ぶと良いでしょう。例えば、パワーフィルターとチャンバーを同時に装着する場合、#85〜#95のメインジェットが適していることが多いです。ただし、最適な番手は車両の状態や使用するパーツによって異なるため、実走行での確認が必要です。

ハイスピードプーリーとウエイトローラーの調整

パワーフィルターやチャンバーを装着すると、エンジンの出力特性が変化します。これに対応するため、駆動系のセッティングも見直す必要があります。ハイスピードプーリーは、プーリーの径を大きくすることで最高速を向上させるパーツです。AF27に対応するハイスピードプーリーキットは多数販売されており、選択肢が豊富です。

ウエイトローラーは、加速特性や最高速に影響を与える重要なパーツです。純正のウエイトローラーは約8.5gですが、チャンバーやパワーフィルターを装着した場合、7g前後の軽めのウエイトローラーに交換することで、エンジンの高回転域を有効に活用できます。ただし、軽すぎると加速が鈍くなる場合があるため、実走行での確認と調整が必要です。

実例:セッティングの一例

あるユーザーは、AF27にパワーフィルターとチャンバーを装着し、メインジェットを#85、ウエイトローラーを7gに変更しました。その結果、加速性能と最高速が向上し、満足のいくセッティングが得られたとのことです。ただし、燃費が若干悪化したため、使用目的に応じたセッティングが重要です。

セッティングのポイントと注意点

セッティングを行う際は、一度に複数のパーツを変更せず、1つずつ調整していくことが重要です。また、プラグの焼け具合を確認することで、燃調の状態を把握できます。白っぽい場合は燃料が薄すぎ、黒っぽい場合は濃すぎる可能性があります。適切なセッティングを行うことで、エンジンの寿命を延ばし、快適な走行が可能になります。

まとめ

AF27スーパーディオにパワーフィルターやチャンバーを装着する際は、メインジェットの番手を上げ、ハイスピードプーリーやウエイトローラーの調整を行うことで、エンジン性能を最大限に引き出すことができます。セッティングは車両の状態や使用目的に応じて調整が必要であり、実走行での確認と微調整が重要です。適切なセッティングを行い、自分だけの最適な走行性能を手に入れましょう。

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