愛車を手放す際、「この状態でいくらになるのか?」という疑問は誰もが抱くものです。特に、年式や走行距離が多い車となると、査定額が気になるところ。本記事では、スペーシアカスタムを例に、年数・走行距離が多くても査定額を高めるポイントを詳しく紹介します。
スペーシアカスタム9年16万キロの買取相場
一般的に、軽自動車であるスペーシアカスタムのようなモデルでも、9年落ち・16万キロ走行となると査定額は大きく下がる傾向があります。市場相場としては、数千円〜10万円前後が多く見られる価格帯です。
ただし、グレード(ターボ仕様やカスタムZなど)、メンテナンス状態、車検残、外装・内装の状態、修復歴の有無などで査定額は上下します。
20万円の査定は可能なのか?
正直に言えば、スペーシアカスタムで9年・16万キロの条件で「通常の買取店」で20万円の査定を引き出すのは難しいのが現実です。しかし、条件次第ではチャンスはゼロではありません。
例えば、以下のようなケースでは高値が付きやすいです。
- ボディや内装が非常にきれい
- 社外アルミホイールやナビなどオプション装備が充実
- 車検が1年以上残っている
- 定期的な点検記録簿(整備記録)がある
実例紹介:高年式・過走行でも高査定のケース
あるユーザーは、9年落ち・15.5万キロのスペーシアカスタム(カスタムXS)を一括査定サイトに登録。すると、3社目の業者が16万円の査定を提示。車検が13ヶ月残っていたこと、事故歴なしで室内クリーニング済みだったことが高評価につながりました。
また別の例では、業者ではなく個人売買サイト(メルカリ・ジモティー)で19万円で売却できた事例もあります。車の状態を詳細に記載し、写真を豊富に掲載したことがポイントでした。
高値で売るためのポイント
高年式車であっても以下のような行動を取ることで、査定額を最大限に引き上げることができます。
- 複数の業者で査定を受ける(比較が重要)
- 洗車・清掃・脱臭で第一印象を上げる
- 社外パーツやオプションはなるべくアピール
- 査定前に簡単なメンテナンスを実施
特に「車検残」と「外装のキズの有無」は査定額に直接関わるため、必要なら簡単な補修をするだけでも価値が変わります。
買取以外の選択肢も検討しよう
仮に通常査定が5万円前後でも、地域によっては「海外輸出業者」や「中古パーツ業者」などが高く買い取ることもあります。また、税金還付やリサイクル料の返還なども含めれば、実質的な手取りはさらに増えることも。
オークション形式やSNSを活用した個人間取引を利用するのも1つの方法です。リスクもありますが、タイミングと戦略次第では業者の倍以上の価格が付くこともあります。
まとめ:スペーシアカスタム9年落ちでも価値はある
スペーシアカスタムが9年・16万キロでも、諦めるのは早いです。状態や売り方によっては10万円以上の査定も可能。複数査定を取ることや、個人売買も選択肢に入れて行動することで、思ったよりも高値が付く可能性があります。
「どうせ古いし…」と感じていても、需要はあります。行動次第で評価を引き上げましょう。
コメント