原付バイクの中には、レトロなカチャカチャ(ロータリー式)ミッションと、角型のフロントライトを組み合わせたスタイルのモデルが存在します。見た目にこだわりたい方や、クラシックさと機能性のバランスを重視する方にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
「カチャカチャタイプ」とは?
通称「カチャカチャタイプ」とは、主に4速ロータリー式ミッションを採用した原付バイクを指します。ギアチェンジ時に「カチャカチャ」と音がすることからこのように呼ばれています。クラッチ付きのマニュアル原付よりも操作が簡単で、スクーターとは違った楽しみがあります。
このタイプは主にスーパーカブやモンキー、エイプなどに見られる構造で、手軽にシフト操作を楽しめるのが魅力です。
丸くない=角型ヘッドライトとは?
「前の電気のところが丸くない」というのは、ヘッドライトが丸型ではなく四角や異形の形状をしていることを意味します。従来の原付は丸型ヘッドライトが多かったですが、近年ではデザインの多様化により、角型やシャープな印象のライトを搭載したモデルも増えてきています。
こうしたデザインはスタイリッシュで都会的な印象を与えるため、若いライダーからも人気です。
おすすめモデル:カチャカチャ+角型ヘッドライト
- ホンダ スーパーカブ110(ストリートカブ系)
近年のモデルには角型ヘッドライト仕様も存在します。レッグシールドとマニュアル感のあるシフト操作が特徴。 - ホンダ CT125 ハンターカブ
オフロード要素を取り入れつつ、角型ヘッドライトを採用。ギア操作もカチャカチャ式でツーリングにもおすすめ。 - ヤマハ YB-1 Four(中古限定)
今では生産終了していますが、角張ったライトとレトロモダンなスタイルが特徴。ミッションはロータリー。
これらのモデルは新車での流通が少ない場合もあるため、中古市場をチェックするとよいでしょう。
角型ヘッドライトのメリットとデザイン性
角型のヘッドライトは、視認性や照射範囲において丸型と大きな差はありませんが、デザイン的には無骨でモダンな印象を与えるため、特に男性ユーザーに人気があります。
また、社外パーツとしてカスタムヘッドライトに交換することで、愛車の印象をガラッと変えることも可能です。たとえば「LED角目ヘッドライト」などは、旧車ライクに仕上げるのにぴったりです。
中古市場で探す際の注意点
カチャカチャタイプ+角型ライトという条件はややニッチなため、中古市場では以下の点を意識しましょう。
- 年式によってライト形状が異なることがある
- ロータリー式かリターン式か確認
- 実車の写真でフロント周りをしっかり確認
気になる車種があれば、販売店や個人出品者に直接ライトの形状や仕様を問い合わせることも大切です。
まとめ:条件に合う原付はあるが、カスタムも視野に
カチャカチャタイプかつ角型ヘッドライトの原付は少数派ではありますが、スーパーカブ110やCT125ハンターカブのようにその条件を満たすモデルも存在します。純正で見つからない場合は、カスタムパーツを利用するという選択肢もあります。
「操作性も見た目も自分好みにしたい」そんな方にとっては、少し手間はかかっても大きな満足感が得られるスタイルです。
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