中古で乗るならどれが正解?アバルト124スパイダー・ベンツCLS・C43を徹底比較

中古車

日常の足として優秀なBMW 523d。高い信頼性や燃費性能が魅力ですが、車好きにとっては「面白み」が物足りなく感じることもあります。この記事では、次の愛車候補として人気の「アバルト124スパイダー」「メルセデス・ベンツCLS」「メルセデスAMG C43」の中古車事情や魅力、注意点をわかりやすく比較しながら紹介します。

アバルト124スパイダーの魅力と注意点

フィアット124スパイダーをベースにチューンされたアバルト124スパイダーは、1.4Lターボエンジン+FR+6MTという組み合わせが熱狂的なファンを生み出しています。車重が1トン台前半と軽量で、ハンドリングや加速の軽快さは国産オープンスポーツの枠を超えた楽しさがあります。

しかし、イタリア車ゆえの弱点もあります。電子系やエアコンなどの細かい不具合報告がちらほら見られ、維持には多少の覚悟が必要です。とはいえ、マツダNDロードスターとの共通部品も多く、意外と整備性は高いという声も。

CLSクラス(C218型など)の中古はコスパ抜群

ベンツCLSはスタイリッシュな4ドアクーペという独特な立ち位置。中古市場では2010年代中盤のC218型が比較的お手頃になってきており、ラグジュアリーとスポーティさの両立が魅力です。V6またはV8エンジン搭載車は静粛性も高く、長距離ドライブにも向いています。

ただし維持費はそれなり。エアサスや電子制御パーツは経年劣化による交換リスクがあり、車検ごとに数十万円の出費がある可能性も。車両価格が下がっても、維持費は「新車時価格のまま」なのが欧州車の常識です。

AMG C43の走りは格別、でもランニングコストに要注意

Cクラスの高性能モデルであるC43 AMGは、3.0L V6ツインターボを搭載し、4MATIC(四輪駆動)で安定した加速性能を誇ります。0-100km/h加速は5秒前後で、快適かつ刺激的な走りが特徴です。スポーツカー並みのパフォーマンスを持ちつつも、普段使いもできるバランスの良さがあります。

しかしAMGモデルということで、消耗品やタイヤのコスト、点検整備費用は高水準。ブレーキパッドやローターは専用品で高価なことが多く、車検時の負担も無視できません。故障が少ないとはいえ、維持費の「覚悟」はアバルト以上に求められます。

中古スポーツ・ラグジュアリー車の購入時に気をつけたいこと

どのモデルを選ぶにしても、中古車選びで重要なのは以下の3点です。

  • 整備記録簿の有無:前オーナーの手入れ状況を確認。
  • 保証の有無:ディーラー認定中古車や延長保証付きが安心。
  • 試乗できる環境:実際に自分の感覚に合うかが重要。

特に輸入車は状態により当たり外れが大きいため、信頼できる販売店選びが結果として安くつくことも。

実例:BMWからアバルトに乗り換えたオーナーの声

523dからアバルト124スパイダーに乗り換えたオーナーは、「燃費や快適性は減ったが、運転する楽しさが格段に増した」と語ります。週末ドライブやツーリングが趣味になり、車への愛着が再燃したという声も。

ただし、「車高が低く段差に気を使う」「幌のメンテナンスが必要」といった日常面での不便さも報告されています。

まとめ:走りか快適性か、それともバランス重視か

アバルト124スパイダー、CLS、C43はどれも個性的で魅力的な一台です。どこに重きを置くかでベストな選択は変わります。

  • 走りの楽しさ重視:アバルト124スパイダー
  • スタイル&快適性重視:ベンツCLS
  • 高性能と実用性の両立:AMG C43

長く付き合うことを考えるなら、購入前の徹底比較と試乗、信頼できる整備環境の確認は欠かせません。自分のライフスタイルや趣味に合った「心がときめく一台」を見つけましょう。

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