日産エクストレイルNT30はUSDMなのか?アメリカ市場と仕様の違いを徹底解説

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日本国内で人気のSUV「日産エクストレイルNT30」は、そのスタイルと走行性能から一部のUSDM(United States Domestic Market)カスタム愛好家にも注目されています。この記事では、NT30型エクストレイルがアメリカ市場に存在するのか、またUSDMと仮装USDMの違いについて詳しく解説します。

NT30型エクストレイルとは?

NT30型は初代日産エクストレイル(2000年〜2007年頃)にあたるモデルで、オフロード志向のデザインと実用性の高さが特徴です。日本市場では2.0Lガソリンエンジンを中心に展開され、4WDモデルも人気でした。

そのデザインは一部でアメリカンSUVに通じる要素があるため、カスタムベースとしても注目されました。

アメリカ市場にはNT30は存在した?

結論から言うと、NT30型エクストレイルは正式にはアメリカ市場(北米日産)では販売されていません。米国では同時期に「日産エクステラ(Xterra)」や「日産ローグ(Rogue)」が主力SUVとして販売されており、エクストレイルはラインアップに含まれていませんでした。

そのため、NT30はUSDM車両ではなく、日本仕様をベースにしたいわゆる「仮装USDM」カスタムが中心となります。

USDMと仮装USDMの違いとは?

USDMとは、正式にアメリカで販売されていた純正仕様の車両またはパーツのことを指します。一方、仮装USDMとは、日本国内モデルにUSDM風のパーツやスタイルを施した車両のことです。

たとえば、オレンジウインカー、北米仕様バンパー、USプレートマウントなどを日本車に取り付けるのは、仮装USDMの典型的なカスタムです。

NT30をUSDM風にカスタムするには?

北米市場で販売されていた同時期の日産車のパーツを流用したり、アメリカンSUVをイメージしたカスタムが主流です。たとえば、XterraやRogueのパーツを参考に、ルーフキャリアやLEDマーカー、グリルの変更などが人気のカスタムです。

また、USナンバープレート風のマウントや、輸入ウインカーの取り付けなど細部までこだわる愛好家も多く、SNSなどでも多数の事例が共有されています。

アメリカ車好きにとってのNT30の魅力

正式なUSDM車ではないものの、スクエアで武骨なボディデザインは北米SUVに通じるものがあり、「日本で楽しめるUSテイストSUV」として一定の人気があります。

特に若い世代のカスタム愛好者の間では、NT30をベースにアウトドアやストリートスタイルの仮装USDM仕様を楽しむ人が増えています。

まとめ:NT30はUSDMではないが、カスタムベースとして魅力大

日産エクストレイルNT30はアメリカ市場での正規販売はされていないため、USDM車とは言えません。ただし、アメリカンテイストのデザインやカスタムの自由度の高さから、仮装USDMスタイルを楽しむベース車としては非常に人気があります。

USDM風カスタムに興味がある方にとって、NT30は手頃かつ個性を表現しやすい一台といえるでしょう。

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