XJR400Rはそのクラシカルなネイキッドスタイルと重厚なエキゾーストサウンドで、多くのバイクファンに支持されているモデルです。純正のままでも十分魅力的ですが、サイレンサーの交換によって個性を引き出したいと考えるオーナーも多いでしょう。今回は「純正エキパイをそのままに、サイレンサーだけを交換できるか?」というテーマで解説します。
純正エキパイ+社外サイレンサーは可能?
結論から言えば、純正エキパイに社外サイレンサーを取り付けることは可能です。ただし、いくつかの条件と確認事項があります。
重要なのは接続部のパイプ径と形状。XJR400Rの純正エキパイは一体型ではないため、中間パイプが必要になるケースが多くあります。また、社外品の多くはスリップオンタイプで、差し込み径が合わない場合には変換アダプターを使う必要もあります。
実際にあった取り付け事例
例えば「RPM」や「WR’S」などの社外サイレンサーは、XJR400Rの純正エキパイに対応したスリップオンキットを販売しています。このような製品を選べば、ポン付けでの装着が可能です。
また、ヤフオクやメルカリで中古のサイレンサーを購入する際には、必ず「純正エキパイに装着可能」と明記されているものを選びましょう。
取り付けの際に注意すべきポイント
- 接続部の径と差込角度の確認
- 取り付けステーの位置とボルト径
- 公道走行を考えるならJMCA認定品を選ぶ
- 排気漏れ防止のため、液体ガスケットの使用がおすすめ
これらを事前に確認すれば、スムーズな取り付けとトラブル回避につながります。
音量と性能の変化に要注意
社外サイレンサーに変更することで、サウンドの変化はもちろん、若干のトルク特性が変わる場合があります。特に抜けの良すぎるサイレンサーを装着すると、低速トルクが落ちる可能性があります。
また、音量が基準を超えると車検に通らなくなる可能性があるため、公道で使用する場合は騒音規制に適合しているかを確認しましょう。
交換作業はDIYでも可能?
基本的な工具があれば、XJR400Rのサイレンサー交換はDIYでも十分可能です。必要な工具は次の通り。
- ラチェットレンチ+ソケット
- 六角レンチ(場合による)
- 液体ガスケット
- 軍手・保護メガネ
取り付けは自己責任ですが、インターネットには交換手順を紹介した動画も豊富なので、初めての方でも挑戦できます。
まとめ:事前確認が成功のカギ
XJR400Rは純正エキパイのままでも、サイレンサーを交換することで見た目や音に大きな変化を加えられるモデルです。ただし、対応品の選定や取り付け条件の確認を怠らないことが、トラブル回避につながります。
自分らしいカスタムを楽しみつつ、安全で快適なライディングを目指しましょう。
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