新車で令和5年(2023年)8月登録のマツダCX‑60 25Sを購入された方から、「これは初期型?それとも改良後・不具合が改善されたモデル?」というご相談が寄せられています。本記事では、モデルイヤーや年次改良のタイミング、初期トラブルの傾向と対策について詳しく解説します。
年次改良/マイナーチェンジの時期とは?
マツダCX‑60の大幅な年次改良(フェイスリフト)は2025年夏に予定されており、サスペンションの改良などが行われました :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
それ以前の2023年7月〜10月には、リアダンパーやサスペンション調整が生産ラインで順次実施されていたため、2023年8月登録車は改良済みの部品を搭載している可能性が高いです :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
初期型=トラブル多発?実際の傾向
初期モデル(2022年式〜2023年初期)には、サスペンションの硬さや振動、ECU、PHEVシステム、360°ビューなどでリコールやサービスキャンペーンが発生しています :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
しかし、2023年10月以降に生産された車両は改善部品を搭載しており、先行ユーザーの不具合の多くは解消済と見られます。
令和5年8月登録=“初期型”ではない根拠
・年次改良前に途中投入された調整部品が搭載済み
・2023年後半の生産分から改善済みのリアダンパーを装備 :contentReference[oaicite:3]{index=3}
よって、令和5年8月登録の車両は「初期型の不具合を抱えやすい純正初回モデル」ではなく、改善済み部品が反映された“改良後に近い仕様”と判断できます。
リコール・不具合への対策方法
購入前後に次のリコール・サービスキャンペーンの適用状況を確認しましょう。
- ECUと軽度ハイブリッド系統の不具合(2023年10月実施) :contentReference[oaicite:4]{index=4}
- DSC制御ソフトウェアプログラムのリコール(2025年6月発表) :contentReference[oaicite:5]{index=5}
- PHEV・トランスミッション、車両制御系の各不具合への対応
納車前ならディーラーに整備記録とリコール履歴を確認してもらい、未対応であれば無料対応してもらいましょう。
まとめ:選んだモデルは現時点では良好なチョイス
令和5年8月登録のCX‑60 25Sは、初期型の代表的な不具合が改善されている「年次改良前夜のモデル」に該当します。大きな構造変更は未実施ですが、実用上の不具合リスクはかなり低くなっています。
最終的には購入後にリコール履歴などを確認しつつ、改善済みモデルとして安心して乗り出せるクルマといえるでしょう。
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