愛車のカスタマイズはカーライフをより楽しいものにしてくれます。特に社外ホイールの装着は見た目の印象を大きく変える人気のチューニングですが、ホンダなどの正規ディーラーでの定期点検時に「純正ホイールに戻すべきか?」と悩む方も多いでしょう。この記事では、ホンダの定期点検における社外ホイールの扱いや注意点について詳しく解説します。
社外ホイールでも定期点検は基本的に問題なし
結論から言えば、保安基準を満たした社外ホイールであれば、ホンダの定期点検は受けられます。サイズ・インセット・強度などが適正であり、タイヤやブレーキに干渉しなければ、純正に戻す必要は基本的にありません。
ただし、車検とは異なり点検内容は各ディーラーによって若干異なるため、気になる場合は事前に相談しておくと安心です。
ホンダディーラーで社外ホイールが指摘されるケース
一部のケースでは、社外ホイールがディーラーから指摘を受けることがあります。例えば以下のような場合です。
- フェンダーからタイヤがはみ出している
- 走行中にハンドルブレや振動が出ている
- 車体への干渉や擦れの跡がある
- ナットの種類が車両に適していない
これらが見られると、安全性に関わるため「純正に戻して確認させてください」と言われる可能性もあります。
車検と点検の違いを理解しておこう
車検では、法定保安基準に合致していれば社外ホイールのままで合格します。一方、定期点検は整備内容を確認するもので、明確な合否判定ではなく、整備士が状態をチェックする形になります。
したがって、ホイールが極端にズレていなければ「社外品=NG」というわけではありません。
純正ホイールに戻すと安心できるケース
点検時に以下のような状態であれば、一時的に純正ホイールへ戻すのも選択肢です。
- 初めての点検でディーラーとの関係性ができていない
- ホイールや足回りから異音や違和感がある
- 保証修理が発生しそうで、社外パーツによる影響を避けたい
実例として、「ホイールの干渉によるブレーキ異音を見てもらったが、まず純正に戻して判断される」ということもあります。
点検予約時に一言添えるのがおすすめ
社外ホイールが不安な場合は、点検予約時に『現在社外ホイールを履いていますが、そのままで大丈夫でしょうか?』と伝えておくと、当日のトラブルや行き違いを避けられます。
また、「純正ホイールは自宅保管しています」と伝えれば、必要があれば持ち込みの案内ももらえる場合があります。
まとめ:社外ホイールでも点検は可能、ただし安全性と信頼性を意識して
ホンダの定期点検では、基本的に社外ホイールのままでも問題なく受けられます。ただし、フェンダーからのはみ出しや異常がある場合は、整備士が安全確認のため純正を求めることも。
不安がある場合は、事前に連絡や相談を入れておくことで、円滑な点検を受けられるでしょう。愛車の安全と長持ちのため、信頼できる整備対応を受けられるような関係性を築くことも大切です。
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